風邪を早く治すには? | 片頭痛、変形性頚椎症患者の健康日記

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変形性頚椎症、緊張性頭痛、片頭痛、薬剤乱用性頭痛、大腸炎、リンパ節肥大、肉離れや捻挫などの管理人が経験した病気や怪我との対応と、健康管理としてのジョギングやスポーツバイクを中心に、無理なく健康的に過ごす日記

昨日からのどの調子がおかしいと感じつつ、自転車通勤での帰宅時に冷たい雨に降られたせいか、今朝から喉が痛いです。




明日まで待つことはない‥と、午後、医務室に受診しました。




体温がいつもより少し高め(37.1℃)、のどの痛みとたん、せきが時々という申告とのどの奥が炎症を起こしていることを確認し、「風邪でしょう」という診断で、薬をもらいました。




内容は、

・総合感冒薬

・解熱鎮痛剤(のどの痛みのため)

・胃薬(胃潰瘍治療薬)

・せき止め(念のために)

・抗生物質

です。




でも、風邪は風邪薬では治りません

風邪薬は、風邪の症状を鎮めて楽にし、体の免疫力が風邪のウイルスを排除するまで時間をかせぐものです。

人間の免疫力は、37℃前後が最も機能が高まると言われています。
解熱鎮痛剤や総合感冒薬は、炎症を抑えるので体は楽になりますが、同時に体温を下げるので免疫が有効に働かず、なかなか治りません。




しかし、
40℃近い高熱でフラフラする。
のどが痛くて食事や水を飲むのも苦しい。
鼻がつまって苦しい、鼻水やくしゃみで生活に支障が出る。
というような状況であれば、
風邪薬で症状をやわらげることが必要です。




また、抗生物質は風邪のウイルスには効果がありません

風邪で免疫が低下した時に、のどで細菌が炎症を起こして高熱を出すような場合には、有効ですし、積極的に使うべきです。




今回の私のような37.1℃程度の体温で抗生物質を飲むと、腸内で消化を助ける常在菌をすべて殺してしまうので、抗生物質を出さない病院も増えていると聞きます。




あくまでも、風邪を引いた場合には栄養と保温、休息(睡眠)が最大の特効薬です。




ところで、「汗をかくと風邪が治る」という話を聞いたことはありませんか?

これは、代謝を活発にし、一時的に体温を上げるので、結果的にウイルスを駆逐できるというものですが、(基礎)体力がある人に限られます。

また、汗をかいた後は体温が下がるので、汗を拭き、保温することが重要です。






もうひとつ、風邪のひきはじめの段階で首の後ろを温めると、風邪にならずに治ることもあります。
風邪をひいてしまってからでも、効果があります。

マスクも、自分の呼気で、吸う息が湿気を含み温めるので他人よりも自分にとっていいことです。
せきがある人は、エチケットとしてマスクをするという面もありますが‥。


急に寒くなり、冷たい雨も降っているため、風邪の患者が多いようです。

今年はのどが傷む人が多いそうで、せきが止まらない人もいるとか‥。




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