メンズエステ店では以前から人気のオプションがあります


通常のオイルとは異なり、とろみやネバネバ感が特に強く、例えるならスライムのような液体を用いて施術をするオプション


巷では様々呼び名がありますが、こちらでは極液と呼びますね



私も在籍していた店によっては、極液オプションがありました

温かくもちもちとしていて、膜のように皮膚を覆い尽くし、糸を引くほどの独特の粘液での施術


その目的は何でしょうか?

メンズエステ業界から距離を置いている今となって、よく考えてみました


メーカーさん側としては、所謂潤滑剤(ローション)とは異なるもの、あくまでオイルトリートメントのバリエーションとしての活用を推奨されているようですが、メンズエステ店では店によりその捉え方に差がある気がしています


・ねばねばとろとろオイル

・ローションプレイのような施術が可能に!

・まるでお風呂に浸かっているように温かく気持ちが良い

・長時間皮膚の上で留まり、温かさや保湿が継続する


ローションという言葉を用いてアピールしている店もあれば、メーカーさんの説明通り至極真面目に説明している店も



私が使用してみての感想は、

『よく分からない』

でした


メーカーさんが説明されている事も分かる

でも、ローション何たら…の説明も嫌だけど分かる


そしてお客さんの目的としては後者が多い

というか、『よく分からないけど、そんな感じのオプションなんだな』って動機で付ける人が多い


店の狙いとしてはそうなのかもしれない

あわよくばを期待させて売上を伸ばす



今一度よく考えてみて、私は『それで良いのかな』と思います


メーカーさんの推奨と、店や客側の需要のベクトルが異なっていると感じたからです


SNSで見て驚いたのは、夏に庭で遊ぶようなプールが置いてあり、その中に極液オイルが入っていて“極液プール”なるオプションがある店の写真でした


…どうやって施術するんですか

最早それは施術じゃないですよね、誰がどう見ても


これ以上は気分が悪くなりそうなのでやめますが、何というか、よく考えるなあと思いました


それもリラクゼーションの一つの形と主張されれば、そうですかとしか


でも、やっぱり私は違うと思います

極液を用いたリラクゼーションの正当性を尋ねられた時、どう説明しますか?

出来ますか??


私は、店はそこまで考えて導入していないと思います



極液とは、私にとってはよく分からないものでした

セラピストさん方には、ウケや目先の報酬ばかりに囚われず、敢えて極液対応不可にする、導入していない店で働くなどの自己防衛も大切だと思っています