5年前に父が亡くなってから、
母の体調(精神面も)徐々に弱っていきました。
同じ事を何度も話す。
怒りっぽくなる。
曜日・日にちがわからない。
過去に自分が言ったことを忘れる。
電話番号・住所などをサッと言えなくなる。
携帯電話を使えなくなる。
銀行等の用事ができなくなる。(ATM操作が分からない)
電卓で計算ができなくなる。
字がうまく書けなくなる。
物をしまった場所を忘れる。(お金とか)
固定電話の使い方が分からなくなる。
物の名前が思い浮かばない。
「あれをこうして」←まんまこのように言われます。
自分の思った事を言葉になかなかできない。
(どもりが酷くなる)
お風呂・台所コンロが上手く使えなくなる。
(火を点けるということができない)
使っていない蛇口を閉める・電気を消す・TVを消すなど
できなくなる。
常識的なことが理解できなくなる。
上記の他に、
すり足で小刻みに歩く・バランスがとれなくなる(転倒する)
排泄管理が出来なくなるなど
色々な異常な症状も出てたんです。
多少の事は、高齢なのと父が亡くなったショックから
・・・だと思ってましたが、
かなり病的な事も多くなってきた頃、
私は母の機嫌のいい時に指摘して
何度も何度も「一緒に病院に行こうよ」と言ってました。
しかし母は拒否。
あまりしつこく言うと、怒って手がつけられなくなるので
お手上げ状態でした。
その当時、私は『水頭症』も知らなかったし
まさか脳梗塞になるとも思ってませんでした。
もしかして、アルツハイマーの初期症状かもと
心配はしていましたが・・・。
緊急入院した当初は、
外傷性硬膜下血腫・水頭症
としか診断が出ておらず、
医師に水頭症の手術をしますか?
と言われてました。
私はそれで良くなる可能性があるならばと
お願いしますと返事をしました。
この時私は、水頭症の手術をすれば
母は回復し、また家で過ごせるようになると
期待をしてたんです。
しかしその後
医師に呼び出され、MRIの画像を見せられました。
私「この白い大きな影は何ですか?」
医師「脳が壊死しています」
私「え・・?という事は??」
医師「脳梗塞です」
水頭症の手術どころではなくなったんです。
医師「水頭症の手術をしても良くなるとは限りません。
お母様の場合、足腰の状態・痴呆、そして脳のダメージも酷く、
手術自体も身体に大きな負担となります。
もし多少歩けるようになったとしても転倒の危険性が増し
介護する家族の負担もかなり大きなものとなります。」
この後しばらく話し合い。
介護する私の立場を考えての
医師の言葉に有り難さを感じました。
水頭症の手術に関してはかなり悩みました。
母も自分の足で歩きたいはず・・・でも・・・。
私は手術を受けない選択をしました。
思っていた以上に母の身体はボロボロで
私一人では、もうすべて・・・抱えきれなかったんです。
この選択は今でも
間違っていなかったとは言い切れません。