私が養成講座を受講しようと思ったきっかけは、現在主催するお菓子教室において、
参加されるお母さん達が少しでも子育ての中のイライラやモヤモヤを解消するお手伝いをしたい、
心がスッキリして「ここに来ると元気になれる」という場所を作りたかったからです。
私自身1年前に子コcafeに参加し、それ以来娘との関係が見違えるほど良好になりました。
しかし「対子供」にはコーチングスキルをうまく使えるのに、「対大人」にはなかなか活用できない現実。
これはコーチングをもっと根本的な部分から学ぶ必要があると思い受講を決めました。
全8回の講座で私は「生き方」を教えてもらったように思います。
コーチとしてのあり方、そして人としてのあり方が何よりも重要で、
コーチングのスキルはその「生き方」を全うする為のツールにしか過ぎないと思いました。
コーチングスキルを深く学ぶ時間もありながら実践型のワークも沢山あり、頭から体に落とし込む作業を繰り返しました。
もちろんすぐに出来るようになる訳はなく、「失敗した自分も受け入れる」という難易度の高い承認を繰り返すことで、
認める事の本質に気付かせてくれた気がします。
全6回のふっちゃんコーチとのセッションでは、クライアントの気持ちを感じることが出来、
クライアントさんとの6回のセッションでは「今の自分を知る」という大事な時間でした。
クライアント役→コーチ役→クライアント役→コーチ役という繰り返しが、
自分の未熟な部分に気づきながら、どう改善していくのかというヒントも得ることが出来て、
実際の「コーチング」というスキルを伸ばしていく為にはとても効果的だったと思います。
座学が多かった前半ではコーチングのスキルにばかり目が行き、
上手くやろうという思いから、出来ない自分、使いこなせない自分に憤りを感じていました。
しかしその壁を壊してくれたのがゲストコーチの存在です。
特に塚田コーチの「クライアントを全力で応援する」「ゴールに導く為ならどんな事でもする」という言葉。
ただただシンプルな事ですが、本当にこれに尽きるのだな、と私の頭の中の何かが弾けました。
それ以来、クライアントさんに自然体の自分でセッションをすることが出来るようになったと感じています。
そして何よりも大きかったのは一緒に学んだ仲間です。
同じ目標に向かう志の高い彼女たちから学ぶ事は、当初全く想像もしていませんでした。
心から応援してくれる、困った時には手を差し伸べてくれる、
常に前向きで努力を惜しまない仲間たちの姿はまさに「コーチそのもの」でした。
それもきっと、ふっちゃんコーチが今回の養成講座でテーマにしていたという、
「目の前の人を応援する」というコンセプトに基づき、
サプライズパートナーを取り入れたことなどが大きく影響していたのだなと思います。
最初はどうしていいかわからなかったのですが、
「応援する」という事がどういうことなのか改めて考えることが出来ましたし、
それこそがコーチとして一番大切な部分なのだなと気付き、本当に貴重な経験をさせて貰ったと思っています。
オープンセミナーでは、それぞれに個性的で素晴らしい内容の講座だったと思います。
共に学んだ仲間が、それぞれの表現方法で愛を伝える。
私も多くの事を学ばせて貰ったし、仲間の晴れ舞台を見守るのは何とも言えない感覚でした。
私自身は普段の教室ではなかなか伝えることが出来ない、
私の想う食育について初めて表現する機会となりとても有意義な時間を過ごせました。
1年前に子コcaféに参加した時も私の子育てにおいて大きなキーポイントでしたが、
あれは序章にしか過ぎなかったなと、今になって思います。
この4か月間で私の人生ビックリするくらい変わったと断言できます!
素晴らしい仲間と共に、素敵な人たちに出会い、
沢山の笑顔と多くのワクワク、そしてHAPPYを共有することが出来、本当に毎日が楽しいです!
それもこれも全てふっちゃんコーチがいたから、気付くきっかけを与えてくれたからだと思ってます。
最後に、4か月間真剣に向き合い、サポートしてくれたふっちゃんコーチ、
共に笑い、時には泣きながら、支え励ましてくれた6人の仲間達、
短い時間の中で私たちの為に多くの想いを伝えて下さったゲストコーチの方々、
皆さんに出会えてとても幸せです!本当に、本当にありがとうございました。
そして快くクライアント役を引き受け、忙しい中拙いセッションに付き合ってくれた友人、
色々とサポートしてくれた主人、お留守番してくれた娘、娘の子守をしてくれた家族・友人、
沢山の協力があって講座を受講することが出来ました。本当にありがとう!
4か月前の自分とは比べ物にならない位、今の私の心のバケツには水が溢れています。
これからは私が多くの人に恩返しをする番です。
少しづつ、私の出来る事でみんなのバケツにいっぱいお水を入れていきたいと思います。
7期生古瀬郁江