むか~し
私は幼稚園の先生をしていました。
結婚した時に、お姑さんから
「あなたは子育てのプロなんだから・・」とよく言われておりました。
見えないプレッシャ~
さらに、
主人の姉は長年保育士をしていたので
悪気がないのはわかっていますが
「○○はこうした方がいいのよ!」
「保育園ではこうするけどね~」など
口を出されていました。
義姉は、
保育士として20年以上働いてはいましたが
自分には子どもがおらず子育てはしたことがない人でした。
だから、
私はココロの中で
「夜中に熱だした子どもの看病もしたことないくせに・・」と思ったものです・・・・・
今日は何が言いたいかというとね
そう!良く考えてください、
保育の短大や専門学校で学ぶことは「保育」のことで
家庭でするのは「育児」なんですよ!
その違い分かりますか~
保育士は子ども一人ひとりの個性を観察しながら
どのように伸ばしていくかを考えますが
どちらかというと集団での行動を見ることが多いんです。
それに引き換え
家庭の中での子育ては
たった二人で密室でするわけです。
以前、
徳田克己先生の講演会で同じことを言っていました。
「保育士は子育てを失敗する」
これはちょっと大げさだとしても
子どものことをたくさん知っているからと言って
育児が上手かというとそうではないってことです。
保育のプロは育児のプロではないということなんです。
24時間年中無休の育児中のママさんと
労働条件の厳しい保育士さん
わたしは
保育のプロを目指す保育士さんと
育児のプロを目指すママの両方を応援したいんです~
(特に応援したいのは保育士さんだったママ)
今年は保育園の若い先生向けに研修したいな~
そして
保育士は子育てがうまい!!
と言わせてみせる!