2021Live納め。 | Yoshi's blog"Swing the Rod and Stick"

Yoshi's blog"Swing the Rod and Stick"

Drumと釣りが好き。
それは自分の生きた証。

2021年、今年も色々ありまして前半はなかなかLiveをするというのも難しい状況ではありましたが、後半は面白い事がありまして最近は結構音楽的スケジュールが入ってました。

12/12(日)



12月はまず自身3年ぶりの音楽サークル参加の日があり、今回は配信Liveで出演させて頂きました。

終わってからは久しぶりの面々と新しい人たちと楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
カバー内容は80'sメタル中心の構成。音楽的な事で申し訳ないですが、最近激しめの音楽から離れてたのでまずは叩けるかが不安でした(笑)。ただ離れてた事が今回は良い方に行ってくれたような気がしました。


そしてメインイベントは12/17(Fri)と12/18(Sat)の多国籍カバーバンド「Kimeyo!」のFinal2daysでした。

この2日間は僕の持ちうる力の全てを出し切るつもりで準備して、全てを出し切りました。
まずはこの2日間、そして今日までの2ヶ月を共に過ごしたMete,Keithに最大の賛辞を送りたい。Arigato!!!!



そしてこの2日間ゲスト参加してくださりました3名様。手厚いサポートを頂き本当にありがとうございました。


そして2日間飲みに来てくれたみんな本当にありがとう!
今回の事は一生忘れません。 

この2日間は母国に帰国する事が以前から決まっていたGt,vo Meteの出国前最後のライブ2日間。その為自分にとってはカバーバンドのライブとはいえ凄く抱えるものがありました。

万全の準備を行い臨んだ初日。
良い手ごたえも感じ楽しいイベントにもなって個人的にも良い内容だと思いましたし、余力も残して2日目に弾みをつけられる!と思っていました。
だけど僕も2日続けてのロングステージの経験はない。休憩は入れますがトータルすると2時間近くステージに居る事になる…このあたりのペース配分は本当に難しかった。

そして2日目は色々な感情が絡み合って本番前はリラックスを心がけるも全然落ち着かない。なかなかここまで力むLiveってそうそう無いのに…僕の事をよく知っているプレイヤーが観に来てくれましたが、「Yossi-は人情派ドラマーやから…」と。
昔一緒のバンドやった人はよくご存知(笑)

いくら練習重ねても、それじゃ説明つかない程に力が入るLiveってたまにあるんですよ。まさにこの日はその通り。
楽しかったけど内容は悔しかった事ばかり。

そうやって、思う事も色々あったけどあえて今回は反省しない。それはさほど大きな問題じゃない。

ただ最高の時間だった。それが答えだから。


このバンドは今年、元々違うバンドで共に参加していた僕とMeteが、10月1日に2人で参加するつもりだったオープンマイクイベントにKeithが参加してくれたのが始まりでした。その3人で参加したオープンマイクイベントがきっかけで梅田blarneystoneさんからLive出演依頼を頂き、それをきっかけに10月に3本、11月に4本、12月に2本のスケジュールを組み込む事が出来ました。

僕が数年前から交流がある方との繋がりから巡り巡って、気付けば彼らとバンドが組めるようになった。
僕はハッキリ言うが英語の語学力は絶望的に低い。英語のある程度は文字に起こせば読めるけど、会話に関しては碌に出来ない上に、これまでの人生をトータルしても海外にいた時間は2週間という僕にとっては、このバンドに居た事自体が本当に奇跡だと思う。みんなで集まるたびに、僕はつくづく恵まれた人生だなあと毎回思っていました。

11月上旬のLiveが終わった後日、Kimeyoでグループラインをしていた時に僕はこんな文章を送信していた。

That day will come someday ...I'll run through until that day!

(いつかその日がやってくる。俺はその日まで駆け抜けるよ)

この最高に楽しい瞬間が終わる時は、まだまだなようで本当に目先の事だった。
この文章を打った後、全てが終わったらどんな気持ちになってるんだろう…って事を考えていた。

だけどそれは分かっていた事。僕はこの時改めて認識した。最後の時を喜んで迎えるために今、最高の力を入れてるんだと。そしてBa,Keithともこの思いを共有出来ていた。

このバンドで残された時間、もし何か少しでも怠った面を感じていたら全てが終わった時に必ず後悔する。Liveなんて終わったら反省する事の方が多いのは間違いないし、結局何かしらの後悔はする。
この日に向けて個人練習には何度も行った。
その最中に時々、これだけの練習を詰むのはいいが、当日に何かが変わるんだろうか…と思う事もあった。

でもその疑問への答えはすぐに出た。
僕は下手だから練習するしかない。
後悔するにしてもつまらない後悔をしたくない。
十分出来てるって言われても納得しなかった。
何処かで折れたら必ず後悔するんだから。
本当はそこまで大袈裟に考えていたわけでもないけど、これが本当にこのメンバーで最後のライブになったらもう取り返せない。

その考えが僕をスタジオに自然と向かわせていた。何かしらの後悔をするにしても質や内容ってものがある。だからこの2日間に関しては妥協を許さなかった。 
その結果は、何の後悔もありません。
自分の実力にしっかり向き合えたし、まだまだ僕は伸びると思う。多分。

たった2ヶ月の間だったけど、この2ヶ月は僕のドラム歴の中でも大きな意味があるものだったと思う。
これから何歳までドラム叩き続けるのか知らんけど、やり続けてる以上はもっと出来るようになりたいです。



最後にお客さんが撮ってくれた映像。
本当にいつもこんなに盛り上がってくれて夢のような時間を過ごさせてくれました。
だからもっと喜んで貰いたい。
しばらくBARライブは出来ないけど、刺激を与えてくれる同志バンドも居るし、また定例Liveの時にはお客さんで顔出しに行こうと思います。

長くなったけどこれにて2021年の僕の活動は終了です。書くような事があったらブログは更新するので、良いお年を!はまだ言いません。
最後までお読みいただきありがとうございます!