まずは被災された方々のご冥福を改めてお祈りいたします。
僕はあの時、自宅で当時のメンバーから借りていたベースを弾いていた。
部屋には、冬眠から醒めて間もないカメが居た。僕の身体からは感じなかったけど、そのカメの水槽の水が明らかに揺れていた。
明らかに地震が起きた。今の震度はどのくらいだったんだ…とTVを点けた。
そこからの事は明らかに自分の理解…いや、日本中の人々の理解を超えた光景だったと思う。
その日、僕は3月産まれで知り合いのお店が「3月誕生日の人のパーティー」を開いてくれる予定だった。
結局行くには行ったが、とてもそんな空気にはならなかった。この状況で楽しむのは果たして良い事なんだろうか…って言う事を本当に考えさせられた。
あれが引き金では無いけど、あの時期から僕の人生の記憶に刻まれる暗黒時代に片足を突っ込んだ事もあり、あの辺りの出来事はよく覚えてる。
何かこの辺の事を昔Zinniaのメルマガで大暴露した覚えがありまして、今改めて僕のメモに残してあった文章を見たら吐き気がしました。確かこの文は使えないと言われた気がする。もう当事者同士で解決してる話なので、今となっては良い思い出…ではない。大変だったなぁと。
明日が来るかは分からない。
今でも「また明日しよう」とか「また次会う時」とか何気無く言う事があるわけですが、それがあるかもわからない訳で、今改めて「目の前を大切に生きよう」と強く思う。
こんな些細な事だけでもやらないよりやる。
自分に出来る事だけでも。