結局、現場に出なきゃ何も分からない。 | Yoshi's blog"Swing the Rod and Stick"

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Drumと釣りが好き。
それは自分の生きた証。

9月になり、1年の2/3を使ってしまった。今年の釣りを振り返って思う事。


あんまり進歩してないな(笑)



それでも去年よりは出来る子になったとは思っていますし、比較対象は過去の自分しかいない訳でその点では良いかなと。大好きで勿論辞める事は有り得ないけど、人生賭けて挑んでるコンテンツかと言われればそうでは無い。あくまで趣味です。


今年の後1/3、釣りをするにあたって思う事があります。
前半2/3は楽しい釣りが出来ました。
でも、実は行けたのに行かずに辞めた日も結構ありました。

そういう日に行かなかった理由は大体


「今日はどうせ釣れない」って決め打ちしてしまってる事。


ある程度やってたら天気とかを見て「今日は厳しいやろな」って思ったり、展開が見えてしまって行かない日が出てくる。自分に知識がついた事もあるけど今年はそれが顕著に出てて、その根本には結局「釣果」が欲しくて「釣れなきゃ楽しく無い」って言う考えがあります。


勿論それは当たり前の話で、やっぱり釣りに行くんだから魚は釣れて欲しい。キャスティングの練習をしにいくとかストイックな人はともかく、フィールドに出て「魚が欲しくない」って思ってる人は少ないだろう。


でもさすがに、最高と思ってる条件だけ狙って釣りに行ける程僕には時間が無い。

今年に限って言えば良いと思っている条件の日には結構出れていますが、今はちょっとそれに拘り過ぎたなと思っています。


結局、どんだけ釣れない日でも自分が立っているフィールドには魚は居るわけで、海の回遊魚が相手ならともかく、止水域に住んでいるバスはそこから逃げ出せない。

何故釣れないかって言えば、喰わせられない釣り人の腕もあるし、その日は本当にダメな日かも知れない。

そのダメな日に釣ってくる人は僕はカッコいいと思うし、そんな人は知らないところで沢山失敗して、そこから何かを学んでるはず。


「失敗する」って思って最初から投げ出すのは釣りでもそうだし、何でもダメ。


今は色々な情報が出回ってて、炸裂中のホットな話もあって自分の行く日にそれがパチンと再現出来る事もあるだろう。


ただ、それが駄目になった日にそれしか知らないと何にも出来ずにのたうち回ってしまう。


「失敗から何も学ばない」事が1番良くなくて、例えば自分がボウズだったなら何故釣れなかったかをよーく考える。そんな日にもしも沢山釣ってる人が居たならその条件でどうやって釣ってたのかをよーく見るべきだと思うし、もしそれを教えて貰える間柄なら聞けばいい。


ただ漠然と「釣りたい」に拘ってるうちは何も考えられないし、上手くならないなと思う。


確かに釣りなんて趣味でしかないから、どういう考え方が正しいとかの優劣をつけたい訳では無い。

ただ確実に思うのは、釣りに関してはその日の条件は「その時1回限り」である。

いかにその1回限りの日に自分の知恵を振り絞ってアジャストして行くか、それもまた釣りの面白いところだと思う。


もう戻らないその時を捨てる選択は本当に正しいのか。それを問いながらこれからはやってみよう。


今日は釣れないしって思って家で情報収集したり、違う事するのも良いけど、家に居たって釣りは上手くならない。
それに「今日は良い条件」って思って釣りに出ても失敗する事もあるし、その逆も勿論ある。

結局、現場に出なきゃ何も分からないな、ってお話でした。


だが、今週末みたいに台風が来てたら釣りは控えよな(笑)