激闘第20話-琵琶湖は俺を呼んでいなかった | Yoshi's blog"Swing the Rod and Stick"

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Drumと釣りが好き。
それは自分の生きた証。

前回の湖西電車釣行が楽し過ぎたのと

昨日秦プロに会ってテンション上がりすぎてしまったので、また来てしまいました(笑)

琵琶湖は鬼門なのには変わりませんが、今まで通って来なかったシーバスロッドでのスピニングキャロに非常に可能性を感じてしまったので今日はひたすらそれだけやり通す事がテーマ。今日はULは持って来ませんでした。
ちなみにタックルはこんなの使ってます。

ロッドは今は無きダイコー クロスブリード CBSS-83L。同シリーズでは1番の短尺。6年ぐらい前に再び釣りに行き出したぐらいに1番始めに買ったロッドで、地元フィールドを意識して選んだシーバスロッドです。軽量かつ好感度でミノーやバイブは勿論、キャロのズル引きにも良い仕事をしてます。スペックはライトなのですが一応基本スペックは最大3/4ozを背負える能力を備えている為、1/2ozぐらいまでのシンカーなら問題無さそうです。本来はキャロやる為のロッドじゃ無いので若干ティップが柔らかいのですが、それを気にしなければ十分使えます。つか上見出したら無限やしなぁ…

続いてリール。

シマノ バイオマスターC3000HG。
クロスブリード購入時に選んだリールです。ラインはバークレイ スーパーファイヤーライン1.2号を巻いてリーダーはシーバスやる時はナイロン20lbを巻いていますが、今日はフロロ16lbを使用しています。完全にシーバスゲームの使い回しで特に変わったセッティングはしていません。

実釣結果ですがとにかく飛距離は凄い。
シンカーは前回1/2、1/4を使いましたがどっちでも十分な飛距離。今回は3/8ozを使いました。多分このタックルに対してのベストセッティングはこれかなと思っています。
後はもう少しだけ細いリーダー。前回は全部12lbでやりましたが、8lbも選択肢に入れていいかなと思いました。というのも北湖の水が非常に綺麗な為ちょっとだけ細いラインが欲しいなと思ったのとわざわざスピニングでやってるんだから繊細さが欲しいなと。使うワームもあんまり大きいの使わないので出来れば細くしたいけど、さすがに4lbや6lbまで落とすのはいつ特大が来るかわからない琵琶湖では恐ろしいので下げて8lbだなという感じです。

今回は前回行った近江舞子では無く北小松へ。近江舞子の1つ向こうの駅です。ちょうど去年の今頃琵琶湖のオカッパリに来た時にボコボコにされた以来です。
ここは漁港内の魚影の濃さが半端では無く、フィネスタックルでもあれば1日小バス狩りを楽しめるレベルの場所です。それ故に釣り人も物凄い多さ。ただ今日はキャロなので人がやっていない本湖側を狙います。

飛距離出せば4〜5mラインを狙えますが、基本遠浅な場所で深い場所はあまりありません。やっぱそういう場所はウェーディングアングラーの独壇場。僕は漁港の先っぽから遠投します。

ちなみに北小松は超メジャー場なんですが、琵琶湖のシャローは大まかなブレイクの位置がこんな手段で大体ですがわかります。色が薄ければ浅い、色が濃くなればディープ。水深まではさすがにわかりませんが、キャロとか遠投系をやる前提なら最近こうやって場所を探すのは有りかなと思いました。

で、肝心の魚は全然釣れません。というか完全な豆地獄。謎にラインテンションが抜けたら大体豆が喰ってます(笑)合わせなくても掛かるしワームを大きくしたらバイト自体が無くなるし、下げたら豆地獄。

こんなんばっか…これまだマシな方です。コンディションが良いのでそれなりに引いてくれるんですが…まぁ何も釣れないよりいいです(笑)
このサイズですが一瞬連発したりするので魚回って来たんかなとか思うタイミングはあったのですが、すぐに終わりました。
そして昼になりお腹が空いたのでコンビニへ。

湖西に電車で来ると駅から琵琶湖が近いのは非常に有難いのですが、何せコンビニが遠い。大津側から見て琵琶湖大橋を越えた瞬間、一気に田舎と化すので如何に南湖周辺が便利かよくわかります。何せコンビニで食糧を調達したは良いがそこからどうするか。
 
北小松戻るか、歩きながら場所探して近江舞子まで向かってみるか。近江舞子は良い場所なんだけど、釣り人が投げてるど真ん前を水上バイクが荒らすのでイライラするんやろなと思いながらも、やっぱり岸からあっさり届くスーパーディープはやりたい。何故朝入らなかったと若干後悔しながら歩いてみます。
着くまでに流入河川が結構あったので覗いてみましたが、やっぱウェーダー無かったら厳しいなと
いう感じで、沖は水上バイクとウェイクボードが走りまくってるのでこりゃ無理だなと。そして長き道を歩き近江舞子に着きました。

この防波堤の先端に入れたら15mラインを狙う事が出来ます。まぁ通ってる人は誰でも知っている事なので基本取られてます。とはいえ15mにはバスはほとんどおらず、この15mから駆け上がるところでバイトが多いと思います。
今日は何とか先端を確保出来ましたが全然喰わない。いや、喰うには喰います。またここも豆地獄。前回もバスが溜まっていた場所に今日もアホ程いますし、時々その連中ビビり出したと思ったらこいつが北湖のバスかというスーパーデブバスが見えたり。多分相当級の天才なのでアイツを釣るのは至難の業でしょう。でもやっぱあんな奴がいるんだとこの目で見ればやる気も出ます。

だけど今日は先週よりも人が多い。やっぱり釣り人の仕掛けの上を平気で荒らす水上バイクはおるわ、明らかに初心者で人の後ろからズカズカと入って来て1m隣で釣り始めるような奴までいるし、もし僕が30超えたオッサンじゃ無くて20歳未満ならマジで喧嘩しそうになるレベルでイラついてしまいました。
釣りに来て外的要因でイラつきたくないし、別に釣れてないしいいやと思ってちょい移動。結局体力的にもバテたし、後は良い条件の場所が空かないかなとチラ見しながらただ投げて時々小バスがアタるだけの時間が過ぎて行きます。

そして、日も暮れた。

体力があれば居残りしたいぐらい悔しかったですが、朝から釣りしててそんな体力は無いしこれにて帰宅。
最近琵琶湖に来る時は必ず誰か同行者がいましたが、(先週は1人で行ったけど現地で知り合い作ったので結果的に同行者有り)今回は久しぶりにメジャーレイクで完全に1人でゲームプランを考えて釣りましたが、見事に粉砕されました。
アドバイスも無ければ意見も無い、全てを決めたのが自分。言い訳の余地の無い完敗やったのである意味、いつものボウズとは意味合いが違うと感じてます。
久しぶりに「やっぱああすれば良かった」を作ってしまった。
結局そうしてたら釣れたんかって話ですし、魚が相手な以上絶対なんてありませんが、個人的には北小松を見切るのが早かったんじゃないかという後悔とキャロメインでゲームを構築した為ディープ探しに固執し過ぎたという後悔がありました。
近江舞子が釣りし辛い環境なのはわかっていたのですが、イメージの良い体験を持っていた為あの場所を消去出来なかった事と、ディープ探しに固執してシャローをほぼノータッチにしてしまったのが今回の反省。
ちょっとぐらい今後財産として使えるかなぁ…

でも何かある意味
釣りって後悔する事必要な気がします(笑)

後悔しないって聞こえは勿論良いんですが、ある意味成長の妨げな気がすると書いていて思い始めました。
勿論、得たと思ってる事もあります。
キャロを1日やり切った事で釣りの世界は少し変わった。
限りなく妄想な世界を具体像に変えて行く作業。
中規模フィールドでも良いし、1日潰す覚悟でこれやって見るのは有りかなとも思いました。
今はもう嫌だ。考えられへん(笑)
とにかく、難しいけどいつも野池や中規模野ダムみたいな釣り場でしかやって来なかったので、琵琶湖を少しでも理解する事がこれからの大きな課題かもと思いました。
琵琶湖ではチャチな腕じゃ絶対獲れない。
これからも何度もタコ殴りにされそうですが、また機会が出来ればこの難しいフィールドに挑戦します。

また長くなったな…(笑)
いつも最後まで読んで頂きありがとうございます!
激闘2018成績
8勝12敗