人は運命に導かれる。
根拠もないこの言葉を少し信じている。いや、信じたい。
僕はかつて色んな物を一気に無くした。それは全部で3つ。内2つは戻って来た。
あと1つ、戻ってない物がある。
でもそれに変わるものなんかないと思っている。
その傷はまだ残ってるし
今でも引きずっていないと言えば嘘になる。時々フィードバックして来る。
もう、埋まる傷じゃないのかも知れない。
逆に言えばあの傷が重かったから僕の今がある。今僕の前に自分を写し出す鏡として目の前に色々と現れる。
そう考えたらこの意味を理解できるんだよな。
なぜあんな傷を負ったのか。
ここまで何故引きずり続けたのか。
だから導かれたのかも知れない。
それが真実であれば僕が前に進んでるのは確実だ。
だけどこれからこれで良かったんだと言えるのか。まだ不安は消せない。
それに勝つには目の前の焦りに揺さぶられないように生きていくしかない。
僕が見てるのは目先じゃなくて未来だ。そして僕だけの為ではない。
僕が活きる事によって活きる全ての事の為だ。 道を外さなければ屈する事なんかない。
一度屈したぐらいで諦める夢なら最初から見ない方がいい。
そうやって何でも強くなる。
「取り戻したい」じゃない。
「勝ち取りたい」ですね。
これが答えになる。
僕が歩んできた道の正否は。