ドゥオーモの横にはアーケードがある。

「ヴィットリーオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」、通称「ガッレリア」。

これが短いけど立派なアーケードで、ガイドブックだけでなく、旅行会社のツアーパンフレットに乗ってることもある。

屋根は高くて硝子張り。

交差点に面して統一された4つの大きな建物があって、その間の通路に屋根がついてる形(説明わかりにくい??)だ。

床にはきれいないくつかのモザイク画がある。

この中にある牛のモザイク画は有名で、牛の股間に踵を乗せて一回転するといいことがあるらしい。

踵を乗せる部分は一目瞭然だ。

毎日みんなが回ってるから、その部分が円形に削れていて黒くなっていた。

とりあえず、回ってみた。

トレンチコートを着て回るのは、なんかちょっと恥ずかしい。


他の観光客も回っていたが、地元の人でも回るようだ。

携帯で電話をしながら、ミラネーゼが何気なく回転していた。

なんか、自然な感じでいい。

「今日もいいこと起これ~」って感じだろうか・・・


ちなみに、横浜駅の地下街「ポルタ」の床は、このガッレリアの床を模していて、ちゃんと牛もいる。

例によってミラノのデジカメ画像はないので、横浜駅のだけでも載せておきます。


横浜ポルタ「牛のモザイク画」


これは踵を乗せる部分が金色になってる。

これ、噴水の前にあるんだけど、通常だれも回転してる人はいない。

ここで回転したり写真撮ったりすると、通行人だけじゃなく、「プロント」や「イタリアントマト Cafe' Jr.」でお茶してる人にも注目されちゃうのだ!

(でも頑張って撮りました・・・)

   


グッド!Good する?

世界の流行の発信地の1つ、ミラノの街を歩く。

思ったほどは栄えていなかった。

イタリアをそんなに見たわけではないし、目指す方向性が違うわけだけど、当たり前に思っていた「東京」の凄さに気付き始めたのはその頃であった。


夕食はドゥオーモが見えるトラットリアで、生ハムのピザを注文した。

ドゥオーモを見ながら、ビールと一緒にピザを食べていると、テーブルの前に1人の少年がやってきた。

少年はテーブルに紙コップを置くと、持っていたピアニカを吹き始めた。

演奏はメチャクチャだ。

どう考えても曲になってない。

まったくチップを払うのに値しない演奏だったけど、ビールを片手に金がないとも言えない。

チップを入れないと立ち去りそうにないので紙コップにチップを入れた。

少年は例も言わず、当たり前のような顔をして隣の席へ移動して、またメチャクチャなピアニカを吹く。

隣の席にはイタリア人男性が1人。

どう対応するんだろう?と見ていたら、やっぱりチップを入れていた。


イタリア人はパスタをクルクルとフォークに巻き付けて団子のようにして、大きな口をあけてほおばる。

フランスでは、食べるのも喋るのも大きな口をあけないイメージだけど、イタリア人は大きな口を開けて喋るように思う。

それがイタリアらしくてかっこいいと思う。


イタリア人男性は食事を終えて会計を済ますと、テーブルの上にチップを置いてスマートに立ち去った。

その姿を見て、ピザをほおばりながら「あれがやりたい!」と思った。

ピザを食べ終わり席で会計を済ます。

会計は9ユーロ。

10ユーロ渡しておつりを待った。

おつりはチップに丁度いい。

しかし、待っていてもおつりはやってこなかった。


仕方ないので、ウエイターに「おつりは?」と確認しに行った。

すると、ウエイターは、こう言い放った。


「チップ、イン!チップ、イン!」


「そんな・・・」

勝手に回収しなくても払うのに・・・そういうもんなの??

スマートに立ち去るはずだったのだが、逆にすごく野暮な感じになってしまった。。。


つづく・・・


最後の晩餐を見る前日の夜のこと。


ミラノのホテルの部屋で、天気予報が見たいと思ってテレビのチャンネルを回していたら、聴き慣れた音が・・・






「ミリオネアじゃん。」




音がまったく同じだった。


そして、四択のときの画面構成も同じだった。


ミリオネアはもともとイギリスの番組で、世界中でやってるらしい。


ライフラインとかあるのかなーとか考えながらしばらく見ていたけど、クイズの問題も答えもさっぱりわかんなかったのでチャンネルをかえた。



チャンネルをかえると、また見慣れた画面に遭遇した。


赤いヘルメットをかぶった人達が、壁を登っていた。





イタリア版、風雲たけし城!?




こんなのもあるのかー。ふーん、」と思っていたら、日本語のたすきをかけている人がいた。


谷隼人の着てた衣装着てる人もいるじゃん、と思ったら、よく見たら谷隼人。


ストロング金剛も出ていた。相変わらず怖かった。


イタリア版じゃなくて、日本版でした。



映像はずっとたけし城で、イタリア人二人のトーク(声だけ)が流れていた。


何言ってんのかわかんないけど、しゃべりまくり、そしてバカうけ。


笑いながら番組は終了した。





結局、天気予報を観ることはできなかったのでした。