2カ月前にかいて途中になってた「バースデ会」のつづきだよ。

前回の様子はこちらを。
その1 http://ameblo.jp/cojica/entry-10858369495.html
その2 http://ameblo.jp/cojica/entry-10859559074.html


なぜかいただいたパイナップルをかかえ
わきおこる拍手のなか 席に戻ってきたテクコさん。
はあ やれやれ。よかったよかった。
と そこで宴は終わるものだと思っていたら
店主が「いまここで『涙そうそう』を歌ってくれる勇者を求む」という。
お店全体が一丸となって盛り上がったとはいえ
みず知らずのひとたちがたくさんいるなかで
歌を披露するだなんて よっぽどサービス精神旺盛があるのか
はたまた歌に自信があるか それか目立ちたがりやか
そのどれだかだろうと思っていたら
さっきまで酔っぱらって寝ていたはずのマニャオさんがスクッとたちあがり
舞台に向ってフラリとあるいていくではないか。
えーー!
ちょ、ちょー待てよ (キムタク風味に)
そっちは舞台だよ? トイレはあっちだよ?

どうやらほんとに歌をうたう気らしい。
そんなキャラだったっけ?あのひと。
よっぱらってるから? 自暴自棄?
ざわつくわたしたち。
するとゆみっこの旦那である王子も
俺も俺もと言わんばかりに舞台へいってしもうた。

わー うちのグループの男部隊、すごいな!とざわついていると
王子ひとりが戻ってきた。
どうやら女子が1名名乗りをあげたようで
その女子とマニャミンの2人に決定したようだ。

神妙な顔をして店主と打ち合わせをしているマニャミンの姿を
遠くから笑いをこらえつつ見守るわたしたち。

そして前奏がはじまった。
わーーーー どきどきどきどき。

歌いだす女子。上手上手ー。
すごいなあ こんなとこで歌えちゃうなんてさあ。
そして2番。
やや緊張している様子のマニャがマイクを口に近づけ…。

$mocomocomo
写真:ゆみっこカメ


「いーちばん ぼしにー いーのる~」
た、たかっ
声たかっ
裏声みたいになっとるがな。
かといって 本人にふざけている様子もない。
どうやら女子のキーにあわせて歌い始めてしまったようす。
ふざけてのことならさむいことこの上ないが
本気のようなので面白くてしかたない。
そしてサビがちかづくにつれ 心配になる一同。
この調子でいったらサビ歌えないって。
いまでさえ けっこうな高さでギリだというのに。

「晴れわたーーる日~も 雨~の日も~」

あっ 急に下げた! うまいこと1オクターブさげたぞ。
サビになったら急にダンディみたいな声だしはじめたぞ。
高くなったり低くなったり。
マライアキャリーですか。

マニャイアキャリーのおかげでより一層楽しく盛り上がった会。
よかったよかった。ありがとうありがとう。

そしてその帰り。
お店を出ようとしていたところ 
お店のお客のひとりの男がやってきて
どうやらテクコさんにのことが気にいったので
「友達になってほしい」というじゃないですか。
こ、これは! ななななんぱじゃないですか。

テンションあがる わたし&ゆみっこ。
なんとーなんとー すごいすごい。
テクコさんはちょうど彼氏と別れたばかり。
これはいいタイミングじゃないの。
だってもしかすると
マニャか王子がテクコさんの彼氏に見えるかもしれないというのに
それなのに臆することなくやってくるとはなかなか勇敢な男じゃないか。
勇敢な恋の歌シーソーゲームじゃないですか。
だれかれかまわず声かけてくるようなた


しかしながら「なんぱ」というものに
いいイメージをもっていない様子のテクコさんは
丁重にお断りしようとしている。

もったいなーよ。
ナンパだって 立派な出会いだとわたしは思いますよ。
あの日あの時あの場所で きみに会えなかったら
ぼくーらはいつまでも見知らぬふたりのーまま!だよ。
東京ラブストーリーしちゃえしちゃえ。

そこでゆみっこさんが世話役として名乗りをあげ
あちらとこちらの橋渡しをうまいことし
彼のメールをこちらがもらっておくということに落ちついた。
赤外線の送り方がわからんという彼に
ならばコースターの裏に手書きでかいて渡すようにと
古めかしい方法を指示をする世話役。
その間にも 彼の職業や年齢を自然に聞き出す世話役。
世話役 かっこいい。

そして彼のコースターはテクコさんへ渡り
ゆみっこ&わたしで 送れ送れとりあえず送れとけしかけたのに
結局テクコさんは送らなかったもよう。

あーあ。もったいないおばけの刑だな。
そしてまだまだテクコさんは彼氏募集中。
どこかにステキ男子はいないかねー。