佇む。村一番の長者どんの家へ続く坂道を エッチラオッチラゆっくり時間をかけて登るような そんななだらかな曲線を描く山。 その裾野にのびるお花畑・・・ ではない!!! それは足。 間違いなく足。 娘の足。 こんもりと膨れあがったふとんの裾から娘の足が伸びきっている。 どうやったら・・・ あんなふうに 寝ている間にふとんを膨らませることができるのか・・・ しばらく考えていた秋の日の朝。 呆然と佇む、というのはこんなことなのか。