どん底のまたさらにどん底
こんなに苦しいのに、まださらに苦しいことが重なるのか
そういうことは、人生のうち何回かやってきます。
これは自我の動きなのです。
誰でも、自我を自分だと思っています。
自我とは、簡単に言えば、個人の私という感覚です。
体に自我が芽生え、体と心(自我)を私だと勘違いし始めてから、ずっと人生はドタバタ劇です。
ここで心理学の話を始めると長くなりますので簡単に話しますが、体に定着したパーソナリティ(人格)のタイプによっては、その人生が何度も何度もどん底を味わうようになります。
自我に囚われ続ける限り、苦しむことになるのです。
しかし、何度も言いますが、自我は本当の私ではありません。
本当の私は、今もすべてを顕現している意識です。
意識が本当の私、つまり真我です。
真我と自我は、まったく別物であり、真我は常に存在しますが、自我は出現したり消滅したりします。
さて、本当の私とは何か、と真我探求の道に入るには、やはり自我がどん底を見ないといけません。
つまり、どん底のどん底を見ると、真我探求が始まるのです。
私とは何なのかを探求すること、これはどん底が与えてくれたプレゼントです。
世界にはあなたしかいない↓