このブログでは、覚醒について書いています。


覚醒とは、本当の自分はこの肉体でも心でもなく、世界すべてを顕現している意識(真我)なのだと目が覚めることです。


覚醒すると、今まで自分だと思っていた自我が、悟りを開きます。


「なんだ、私(自我)は実在ではなく、本当の私(真我)に見られているただの肉体だった。」


となります。したがって、何が起こっても、私がどうにかできるものではないと、悟りを開くのです。





さて、覚醒するための覚者の書籍は沢山あります。しかし、実際は、覚醒したあとにしか、これらの書籍は完全に理解することは出来ません。


今回は、「ニサルガダッタ・マハラジが指し示したもの」(ナチュラルスピリット出版)から一部ご紹介したいと思います。


ぜひ、購入して一読することをおすすめします。





『世界を自分という人の外側にある何かとして見てはいけない。あなたが自分だと想像しているその人を世界の一部として見なさい──実際は夢の世界である──あなたは意識の中の見かけとして夢の世界を認識し、マインドの外からすべてのショーを眺めるのだ。あなたは意識の中味であるマインドではないことを覚えておきなさい。あなたが自分自身を肉体‐マインドに一体化しているかぎり、悲しみと苦しみに傷つきやすくなる。』




『意識の中に世界が現れ、消え、私たち一人ひとりが次のように言う資格があります──存在するすべては私であり、私のものです。すべての始まりの前でもすべての終わりのあとでも私はそこにいて、起こることが何であれ観照します。「自分」、「あなた」、そして「彼」は、意識の中の見かけにすぎず、すべてが根本的には「私」です。』







どうですか?

マハラジが何を言っているか分かりますか。


これは、この世界の真実を的確に説明しています。


真我実現(覚醒)したあとには、この言葉が深く理解できるようになるのです。


ただ、理解するのは、わずかに残った自我ですが。






世界にはあなたしかいない↓