真我実現(悟り或いは覚醒)を妨げるもの、その一つに自責があります。


自責の念は誰にでも自動的に起こります。


特に、日本人の場合、子供の頃から反省というものを叩き込まれます。


過去の失敗に対して、適切な解決法を考えるのは良いことです。


しかし、日本人の場合、失敗したことによって、自らの人格を否定しやすいのです。


例えば、「自分のミスが重大な失敗を引き起こしてしまった。なんて自分はいい加減な人間なんだ。。」など。





しかし、すべては自動的に起こっているわけですから、個人の人格など関係ありません。



何度も言いますが、この身体の中に、思考をコントロールする司令塔はいません。つまり、個人の私はいないのです。



ただ、思考も行動も自動的に起こっているのであって、個人が何かしているのではありません。失敗も成功でさえも、真我(意識)が起こしているのです。






さて、自責の念も当然、自動的に起こるのですが、この思考のエネルギーは非常に強いので、意識と強く一体化しやすく、長く巻き込まれてしまいます。



しかし、このブログを読んでくださっているあなたは、この自動性の原理を知りました。



ならば、自責の念が起こった時、これまた自動的に「この思考はただ起こっているだけだ」という考えが起こるようになります。



それによって、意識が自責の思考から切断されます。



このような切断が繰り返し起こることで、少しずつ悟りの階段を登を登っていけるのです。





何が起こっても、そのようになるようになっていました。

強い自責の念が出てきたら、「こうなるようになっていたのだ。」と明け渡せば良いのです。


なぜなら、すべては真我である意識が起こしているのであって、個人のあなたのせいではないのだから。





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