アメリカ株 <EPS>ファンダメンタル分析 | 『Free to FLY』 〜自由に羽ばたくための長期投資記録〜

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アメリカ株 ファンダメンタル分析(EPS)  2017/01月時点

持ち株:APPLE(APPL), IBM(IBM), GAP(GPS), Pepsico(PEP)

ウォッチ:Coca-Cola(KO),  
Johnson&Johnson(JNJ), NIKE(NKE), McDonald's (MCD), Starbucks (SBUX), VFcorp(VFC), Altria(MO), Disney(DIS), MasterCard(MA), VISA(V)



<EPS成長率>
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過去10年間に比べると、ここ5年はEPS成長率は下がり気味かな。一概には言えないが、環境としてリーマンからの回復を含む10年と含まない5年で少し違うかな。

EPS成長率を2つに分けると、
・高成長企業…NKE, SBUX, DIS, MA, V
・低成長企業…APPL, IBM, GAP, PEP, KO, JNJ MCD, VFC, MO
APPL, DISはその中間的なところですが、2分類だと上記分け方かな。

これは別に配当を示しますが、
・高成長 ≒  低配当 …グロース株
・低成長 ≒  高配当 …バリュー株
となっています。投資戦略でよくグロースorバリューと言われますが、その私なりの解釈が上記かな。


私の持ち株でいくと、EPSはどれも低成長つまりはバリュー株の分類です。

象徴的なのはAPPL。過去10年はiPod, iPhoneで爆発的に成長のグロースでしたが、最近は鈍化。配当も出し始め成熟企業の仲間入りです。

IBMはビジネスモデル転換、GAPはリストラ真っ只中といったところで低成長。だからこそ昨日のPERでは割安レベル、つまりは買い時だと思えている訳ですが…

PEP, KO, JNJ, MCDはまさに成熟バリュー株の代表格。新商品によるヒットとかを望むのではなく、コーラをはじめとする既存のものを日々売り、日々利益を出し、日々株主還元されるのを気長に期待していくところ

MA, Vは世界的にクレジットカード利用拡大で、どんどん成長してきました。参入障壁の圧倒的高さがあり、手数料チャリんチャリんで美味しいビジネスなので、食指を伸ばしたいところ。でもFintechとやらで、異業種の参戦(APPLE Payとかビットコインとか)があるので、どこまで高成長が続くのかが分からず、悩ましくもある。

「EPS成長率が高いのがいい」とは投資家からすると一概には言えない。多くは売上増、利益増による高成長を投資家は喜ぶが、株式リターンはまた別。なぜなら、高成長企業はその分PERも高く、何年先の成長分まで織り込んだ株価に値付けがされているから。期待と外れた決算の場合、株価の下がりは激しく、結果十分なリターンを得られないこともある。

この辺の見極めが知的ゲームとしては一番おもしろところ。思考を停止してインデックスを積立てるのもいいが、日々勉強して考える事も大事じゃないかな。個別株を持つことは、そういう「投資ってなんだ」を知れていい



自由を目指して!ボチボチと頑張ります。
波波乗り翼グッド!