こんにちは。
心晴鍼灸院の堀口です。
今日も当院のブログをご覧頂きありがとうございます。
昨日のブログでも書きましたが、昨日は「立冬」で
冬の始まりとなる日でした。
東洋医学では、それぞれの季節をどう過ごせば、
健康に過ごせ、次の季節を負担なく迎えられるか
と言う事も古典には書いてあります。
そこには、冬はこう過ごしなさいよ。と書いてあります。
① 夜は早く寝て、朝はゆっくり起きること
② 身体も心も活発に活動させず、寒さを避け、身体を温めて過ごすこと
③ 運動などで汗をかかないようにすること
こうして過ごせば、体調を崩さずに春を迎えられますよ。
と書かれています。
冬になると、多くの動物は冬眠をします。
自然の摂理から考えれば、この冬眠と言う行為は理にかなった行為なのです。
冬の寒いという強烈な刺激を避け、春に向けて体力を温存する。
でも、人間は冬眠できません。
しかし、冬の過ごし方の理想は冬眠です。
極力動かず、身体を温め、心の浮き沈みを起こさないこと。
現代人にとっては、難しい養生法かもしれませんが、
できる限りこのことを意識して過ごしてみましょう。
皆さん、冬になると朝起きづらくありませんか?
寒さで布団から出れないと言う事ありますが、布団から出ても眠気が残る。
冬は夜が長い分、長く寝なければならないのに、
自然の摂理に沿っていないと言う事を知らず知らずのうちに体感しているのです。
身体って本当に正直ですよね!