こんばんは、黒豹です。
がおーーー
望まれて悪い気はしないが、
それ(望まれた通りに接すること)は
『目的』じゃない。
心地よさだけが芸術ではないように、
嫌な顔されようが、救ってやるべきだ。
信じる正義は、もう揺るがない!
俺は絵描きだ。
全てを美しく塗り替えてやるさ!
これは僕の大好きな『ペルソナ5』に登場する、
「喜多川祐介(CV:杉田智和さん)」のセリフです。
己の無力さを痛感した祐介が、
己の正義を取り戻し再起するシーンの一節です。
プレイヤーの多くは、
「ゆ゛うすけ〜」となったことでしょう。笑
何故彼のセリフを紹介したかと言うと、
こちらのニュースをみて、思うことがあったからです。
内容としては、千代田区立麹町中学校において、
ヒップホップ禁止令が下されたということで、
決断した校長に対し疑問の声が寄せられています。
コメント欄を見れば、
「エキスパート」という肩書の教育業界の専門家が、校長の判断に疑問を呈したうえで、生徒の主体性に重きを置くことが望ましいと主張しています。
ここで考えたいのが、
物議を醸す決断を下した校長と、
当たり障りの無い発信で民衆の共感を得た専門家、
どちらが日本の教育業界に資する選択をしたか?
どちらがプロとしてより職責を全うしたのか?
ということです。
例えば、
省エネ設備の導入を考えてみましょう。
「エネルギー効率の良い設備の導入しよう!」
こういった法案や政策はスムーズに進むそうです。
実現すれば環境にも良いですし、
これといった政治判断も求められないですし、
何より効率が良いに越したことはないですものね♪
極端に言えば、
疑問の声が上がらないため、
スムーズに進むのだそうです。
教育業界においても、
同様のことが言えるのではないでしょうか?
子どもの主体性や自主性など、
耳障りの良い意見が民衆や専門家に推されます。
僕自身もその一人であったことを自覚しています。
しかし、いま、
生徒の主体性に振り切ったあの麹町中学校で、
大きな揺り戻しが発生しているのです。
校長の判断が残念だとか、疑問だとか、
それだけで良いのでしょうか?
と思うわけです。
ヒップホップ禁止令が、
まるで令和の時代とは思えない、
そんなことはみんな分かっているのです。
学校現場で長らく努めた学校長が、
そのような判断をするにいたった背景などに、
言及する専門家はどれだけいるのでしょうか?
教育業界の層の厚さが問われているように感じてなりません。
といいつつも僕自身、
教育実習でドロップアウトした人間なので、
とやかく口出しする資格などないのです。笑
承知の上で、
呟くべきことはつぶやくべきだと思ったのでした。
僕も祐介のように己の役割を全うすべく、
自分に集中し、自分の正義に基づいて行動します♪