目次

じめに 将軍家慶が井伊直弼に与えた鷹
第1章 家康と鷹狩
第2章 献上と拝領
第3章 綱吉と吉宗
第4章 鷹匠と若年寄
おわりに 見え隠れする家康の姿

 

まだ読んでいる途中だけど紹介

面白くて読むというより

当時の様子をつかみ取る一貫として読んでる。

 

それと掲載しておくことで

何を読んだか

本の名前とか作者とかの記録にもなる。

 

昔なら、こうしたのをきちんと覚えていたが

あっさり一回で覚え、覚え続けていたが今は無理。

 

こうしてブログで補完することでフィフィを支えていくよ。

 

 

 

興味深い内容。

鷹狩と言ったら、皆様も直ぐに想像でき

その内容も何方であってもそんなに変わりはないと思う。

皮の籠手の上に荒々しい姿の鷹が居て、

さっと飛び立ち大空へ舞い上がり、やがて獲物を見つけ襲い掛かる。

 

その前後は?・・・・・・

御鷹小屋に入れておくときは御餌差し人が世話してるんだろうなあくらいにしか考えてなかったが

繁殖させてるのでなければ

定期的に野生の鷹、幼鳥を捉えてこなきゃないし

そういう鷹の生息地だったり

鷹を捕まえる技術だったり

鷹の飼育とか・・・そういうのうっかりしてたなあ。

 

それと贈答までは思いつかなかった・・・

いや、そういえば御勘定所日記にも記述があったよ!!

〇〇へ鷹献上って・・・・

 

はああ、ついつい翻刻してても翻刻に精一杯で

文章を表面で読み解ければ、そのまま進んでいること多いからなあ。

この本を漫然と読んでて途中で気づく、惚けてるフィフィだ。

そうだった。

某藩でも鷹を贈答に使ってたんだ。

 

この本によれば

鷹を御公儀へ献上するのは奥羽と松前なんだとか

何処でも鷹を献上(つまり捕まえる)こと出来たわけじゃないんだねえ。

 

そして御公儀が下賜する相手もごく一握りの相手で

そのことで差別化と云うか、格付けをしてる。

なるほど、なるほど!こうしたことで序列を表す一端となるのね~

 

 

まあ、よくよく考えてみたら私達だって似たようなことしてるよ。

お中元やお歳暮の季節考えたら、同じことしてる。

相手によって贈り物の内容が変わる。

現代では序列は曖昧になってるが

序列じゃなくても、付き合いの濃さ薄さとか、大事な相手とかには重きをなして、

それほどじゃないと年賀はがき一枚分の付き合いで終わってしまう。

 

それがもうちょっと厳格というか、厳密になってるんだあ。

と言うことで、皆様に読んでみて~とは言わないほんの紹介。

 

 

だってけっこう眠くなるんだよ・・・

 

 

 

 

あ、不眠症の方には御薦めしようか。