先輩がね、解読中の勘定所日記に

とっても面白いのがついてたあ!って見せてくれた。

 

写真にとったよ。

 

 

 

わかる?

掲載の最後の部分

判じ絵になってんの

 

さあ、これを読み解く!!

 

ヒントが一番下の文字

これは崩し字に慣れていない方でも分かると思う「年」

つまり年号を言ってるのね。

 

以下、答えと云うか、解読していくよ。

 

最初のは虫に見えると思う。

 

「で、これさ、蚊のつもりなんだよ。多分」と先輩

 

「次は家だろ。ここら辺の方言で家(いえ)じゃなく、訛って【ええ】に近い発音になる。」と先輩

 

「三番目が横に字も書いてあって【猪(亥)=い】

合わせて「か え い=嘉永」だ」

 

 

 

 

めくら暦って聞いたことある?

※身体障害者を貶める意図は一切ありません。歴史的な言葉です。

 

 

 

こういうのね、文字が読めなくても分かるように判じ絵になってる暦の事を言う。確か某〇〇堂で今でも発行してると思った(うろ覚え)

 

 

うん、これに準えて書いたろうけどさ・・・・

某藩の勘定所日記だよ。

 

つまり今で言ったら、地方自治体、市町村の財政部の公式文書だ。不味いじゃないの??って思うのはフィフィだけか?

それとも、そういう遊び心も許されるような緩い勤務だったんだろうか?

 

 

 

 

そいじゃあ、判じ絵の年を解読続き

 

「俵みたいに見えるから、荷物のに=弐・・・弐年と言うことだろう

鶏はそのまま、酉年の酉で

 

とね、ここまではいいんだけど最後が解けないんだよ。

 

答えは

己酉(つちのととり、きどのとり、きゆう)になるのがわかる。

酉はもう、上で出ているので「己(つちのと)」部分なんだけど

 

硯?砥石?

それに銭? 数える?

 

これをどう解釈すれば

 

「つちのと」となるかが不明なんだ」って先輩が云う。

 

 

 

あ。・・・・・フィフィは期待されてないが

皆様、ここをどう解釈する??

 

ちなみにフィフィには全然っ分からない。

なので、ここは優秀なる皆様の御知恵を拝借したい。

絵が何を表しているか読み解いてほしい。

捻っている場合もあるし、濁点がついたりとれたりする場合もあるので、遠慮なく想像の翼広げてみてほしい。

 

追記:アップして、もう一度最後のところをぼうっと見てたら

 

もしかして

砥石=と

銭・・・これ十

      一  銭

 

つまり  つちのと の つち→土 をばらせば 十と一になる。

 

銭が多分、十一銭になってるんじゃないか~~と

 

これで 「つちのと」になる・・・・

と妄想してみたけど、皆様ならどう解釈するかしら~

 

 

更に追記

元々、つちのと 己とも書くが  

つちのと 土の弟

とも書く!!

今は干支をあまり使わないから失念しやすいが
江戸期の方々にとっては 己も土の弟もどちらも普通に身近な文字としてとらえていたんだろうな。
なので 土の漢字が即浮かんでくる。
 
どうだろう、こういう解釈