最近、よく聞かれるようになった「発達障害」という言葉。子どもや若い世代の話と捉えられがちだが、シニア世代も例外ではない。実際は発達障害なのに、認知症と誤診される例も見られている。実態に迫った。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200123-00000024-sasahi-hlth&p=

 

 

 

一時期、言われてた「発達障害は大人になったら消える」云々、あれは嘘だよねえ。言い方は悪いだろうが、多少の知恵がついて世間に何とか埋没できたり、ちょっとは自分の凹凸を意識して律することできるようになっただけで、本当の意味で治ってるわけじゃない。対処療法を学んだだけだと思う。それを「治った」なぞと言う医師がいるから困るんだよ。

 

フィフィが実際に知ってる範囲で「何かある」と思わせる方々はどの年代にもいる。昨今、注目されてきて特に母親が(父親は多くが無関心又は逃げ出す場合が多い)子供を注意深く見守り早期発見例が増えたから、それだから「小さい子に発達障害が増えて」いるように見えるだけで、実際には昔から一定数で存在していたんだよ。(と根拠もなく、統計もなしにフィフィが妄想してみる)

 

おかげでね、父母世代、祖父母世代、総祖父母世代にも「もしかして~」がいるし、その負の遺産が今にも影を落としてる。家族に身内に発達障碍者がいて、しかもこちらが未成年だったり、小さな子供の場合、どうしようもないほど被害を受け、ねじ曲がった養育と感覚を植え付けられてしまう。

 

リンクしてる記事は高齢の親が発達障害であることがようやく判明したことが書かれているけど、それまでの長い年月の間、家族が受けてきた被害の大きさを思うと憤りを感じる。

 

 

 

成人発達障害の専門外来を持つ昭和大学発達障害医療研究所所長の加藤進昌医師は言う。

「治療をするかどうかは、本人や周囲がどれだけ危機感を持っているか。また普段の生活にどれだけ支障が出ているか。逆に生活で不自由を感じていなければ、全く問題はありません」

 

 

一番困るのは発達障碍者本人はその歪んだ世界観の中でちっとも不便を感じず、家庭内では家族が、職場では同僚たちがものすごい迷惑を被ってる場合だよ。

 

本人は何も不便も不都合も感じないだろうが、周りのほうがね精神的に病んでしまうほど被害を受けるよ。でも自覚してない発達障碍者を病院連れていくことほど難しいのはないだろうし、連れていっても治るわけじゃないし、予約が一年後なんてのもあるだろうね。

 

 

あ!発達障碍があるからって全ての発達障碍者を否定してないよ。それと、その対義語の定型発達にだって酷い性格の持ち主が同じくらい大勢いるよ。それに発達障害と定型発達の間は極めて曖昧で某氏の言葉を借りるならば「例えば学校の一つの教室内で普通といわれる子は2~3人で、その他大勢は発達障害であってもなくても何かしらを抱えている子ばかり」なのよ。

 

ただし、子供世代なら矯正していくことが多少出来るだろうが、親世代や祖父母世代・・・・どうにもならない上にもっと被害が大きくなるだろうなと嘆息する。