秋田県鹿角市の山林で、タケノコ採りの男女4人が相次いでツキノワグマに襲われて死亡し、遺体の一部が食べられていた衝撃的な事件から間もなく2年になる。現地で追跡調査を続けてきたNPO法人「日本ツキノワグマ研究所」の米田一彦理事長(70)は、人の体を食べていた5頭のうち、今年も3頭が生き残った可能性が高いとみている。鹿角市以外にも、同様の事故・事件が危惧される地域が東日本に5か所あり、十分に注意してほしいと呼びかけている本格的な山菜採りシーズンを前に、米田理事長に緊急報告してもらった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180519-00010000-yomonline-life&p=1

 

ええええ~~!なんだかんだ行って東日本あちこちじゃないか!!!叫び熊

かなり広範囲に移動するだろうから山全域って考えたほうがいいのかも・・・

 

16年の5月下旬から6月上旬にかけ、秋田県鹿角市十和田大湯の熊取平(くまとりたい)と田代平(たしろたい)の2地区でタケノコ採りに入山した人たちがクマに襲われ、4人が死亡し、4人が重軽傷を負った。十和利山(とわりやま)(標高990メートル)の南麓に広がる酪農地帯で起きたことから、私はこの事件を「十和利山クマ襲撃事件」と呼んでいる。戦後最悪のこの獣害事件で特に重大だったのは死亡した4人全員がクマによる食害(人間を食べること)受けていたことだ。

 

 

そりゃね、はっきり言ったら獲物にするのに

超簡単な動物になるよ、人間って・・・

でかいから食べ応えあって

逃げるのも遅いし

牙も角もないい。

 

人間は熊にとって味をしめたら、簡単美味しい手早く食べられる御馳走なんだと思うよ。

 

大規模な大豆、ソバ、コムギ畑の出現

 この地域で、なぜ、あのような重大事件が発生したのか。主な原因として、〈1〉13年と15年にドングリ類が豊作で、クマの出産が進み、一時的に子連れの母グマや子別れ直後の若いクマが多くなった〈2〉事件の3年ほど前からタケノコ(ネマガリダケ)が不作で買い取り価格が上昇し、採取者が増加していた〈3〉酪農家の減少とともに、跡地利用のため事件の7年ほど前から、この地域に大豆、ソバ、コムギの畑が大規模に出現していた――ことがあげられる。

 

 

そりゃね、人間も悪いんだよ。

熊だけを一方的に責められない。

熊の縄張りに入っていったのは人間のほうだから

山をドライブしてみてよ。

山が続いてると思えば、緩やかな丘陵地帯にさしかかると

森は消え、牧場や畑が現れる。

 

あれは殆どが重機で、が~~~~と開墾出来るようになった頃

つまり人と山の関わりでいったら極々近年開発されたんだよ。

それまではずうっと長い間、生き物達の住処だったんだから

 

其処へ侵入して

勝手に森を荒野を切り開いて畑や牧場にしちゃって

生き物達の生息域を狭めたのは人間だもの。

 

そして残り少ない自然林にすら人間が入り込むんだから

熊に襲われたって文句言えないよ。

 

 

山菜採りシーズンの注意点

 これから本格化する山菜採りシーズンの注意点として、まずは、クマと遭遇しないようにすることを挙げたい。事前に入山地域のある市町村のホームページなどからクマの出没情報を入手し、入山するかどうかを判断してほしい。

 山間地では携帯電話が通じない場所も多く、複数の人が組んで入山し、互いに助け合えるようにしたい。現地でクマの糞(ふん)や足跡、食べた跡などを見たら、無理をせず、すぐに下山することだ。これまでのさまざまな事例からみて、日本海側でのタケノコ採りではラジオの使用はやめたほうがいい。太平洋側では年間を通してラジオは効果があるだろう。他に、釣り鐘型の鈴、爆竹、ロケット花火も有効だ。

 クマに襲われたときには、「首をガードして地面に伏せる」ほうがいい。

 ザック、スコップなど振り回せるものがあれば、振って体が大きくなったように見せるのも手だ。

 最も効果がある道具は
トウガラシの辛み成分の濃縮液を噴霧する「クマ撃退スプレー」だ。アメリカ人女性が考案した、クマにも人間にも安全性が高い道具だ。

 

 

根曲がり竹のシーズンを迎えて

多くの人が山に入るだろうから

くれぐれも注意と備えをしてほしいよ。

そして、山は本来、野生動物たちの生息域で

人間はそこへの闖入者だと自覚してほしいよ。

 

 

ちなみにポケタンズ

そろそろ深山へ入ろうと思ったら

道路ゲートが閉鎖のまま

その先で土砂崩れによる道路封鎖で入れないからと言って

先週、一度開放されたゲートが再び閉鎖だって

 

仕方ないから

山の下の方の山道を

ごしょごしょ入ろうとしたら、そっちも土砂崩れとかで入れなかった~~と

片手分の山菜で引き返してきたよ。