早慶と旧帝 | アリストテレス10号のブログ

受験のシーズン真っ只中となったので、前に書いた記事を再びトップにもってきました。

受験生はぜひ参考にしてください。



早慶と東大・京大以外の旧帝ではどちらが優秀だろうか。

まず文系。
民主党の枝野は早稲田の政経を落ちて、東北大の法に行った。
このことに象徴されるように、文系の実学系は早慶に分がありそうだ。
早稲田政経・法、慶應経済・法は阪大・東北大・名大より上だろう。
九大と北大は完全に格下と言える。
早慶の商学部も一流企業への就職と出世は阪大と同等で、その他の旧帝は凌駕しているだろう。
文学部に関しては、学者へ道は阪大と東北大には負け、九大と北大には並ばれているんじゃないかな。
マスコミや出版関係その他の一般有名企業への就職なら旧帝すべてに勝っているだろう。

次に理系。
早慶の理工は就職抜群と聞く。研究者への道もそれほど悪くない。
特に早稲田の理工は有名企業への就職と出世率がよい。慶應の理工もかなりいい。
しかも早慶の理工には文転ないし半文転という手がある。
東京圏の一流企業への就職では早慶理工は東大・東工大と遜色ないので、京大を含むその他旧帝すべてを凌駕している。
しかし、研究者や大学教員への進出率では旧帝すべてに負けるであろう。九大と北大とタイぐらいかな。

次に医学部。
早稲田にはないので、当然天下の慶應医学部である。
ここは強い。私立ではダントツ、別格、別世界である。
しかし、東大・京大はもとより、旧帝の医学部はどこも超優秀である。
特に阪大と九大の医学部は強い。
そうした猛者たちに対してタイマン張れるのが慶應医学部なのである。
特に臨床は強いと定評がある。
入試レベルは近年少し下がって、阪大医と三位争いをしているが、かつては京大医の上で、東大に肉薄していたのである。
武見太郎の威光があったころは、慶應卒のドクターは超エリートで、東大理Ⅲを蹴って慶應医に行く者すらいた。
とにかく、慶應医は日本の私立大学全部の中で別格の存在なのである。
ちなみに、慶應医学部は慶応病院付属医学部と揶揄されることがある。
信濃町にそびえる(?)慶應義塾大学病院は、日本一、世界トップクラスの医療技術を誇っているらしい。