歌会。

 

公私共にぐにゃぐにゃで

締め切りがあるから

そのときだけ文学している状況。

会いたいひとには会えず

※面倒

読みたい本は読めず

※時間がない。真面目にない

 

少し前まで金色の髪だった歌人が

 

足してく

 

 

歌に入れた。

 

 

足してく

 

 

どこかたりないのがいい。

 

その感覚って

懐かしいなぁと、

お菓子を食べながら思ったのだった。

 

そして救われたような気がした。

 

未完成みたいな、でも完成しているかのような現実を

いいんじゃね、みたいに。

 

 

二十七歳の足も夏休み

漕戸もり