連休中、当然のようにいつもの回らない回転寿司へ行く。

※結局2回行きました

ここのえんがわの梅細巻きは

簡単には教えたくないほど旨い。

細巻きが旨いのだから当然えんがわの握りは素晴らしい。

鮪が売りのお店だけど

まずはえんがわ梅細巻きで冷酒を一杯やりながら

次のメニューを選ぶ。

職人さんは5〜6名。アルバイトさんは4〜5名。

全員常にマスクをしているから

どなたの素顔も見たことがないけれど

要の位置で寿司を握るのは

店長?目元だけでいうと40代?

店の看板である鮪の扱いは

彼に一任されている(ように見える)。

寡黙で淡々と寿司を握り、時にはアルバイトさんに指示を出し

マスク越しのせいか、「いらっしゃいませ〜」という声も

くぐもっていて、それが逆に

旨さに通じているように思えるのだった。

なんといっても寿司職人の白衣はずるい。

医師の白衣はあの鼻持ちならない感じが

どうにも好きになれないが、

こちらの白衣には

宝石のように見惚れてしまう要素が詰まっている。

それを着る人の意気込みというか、経歴というか

イメージでいうところの『高倉健』的美を

特別に引き立たせる。

そんなことを考えながら

じろじろ見ている。

実に暇な客である。

 

 

冷酒は瓶派。スクリューキャップを自分で開けて飲む。

封の空いている一升瓶から注がれるより

ずっとフレッシュ