夜の仕事や宴席が入っていると、

朝イチから出かけている場合を除き、

家人の夕飯を作って出掛けることが多い。

夜はテキトーに食べてください、というときの

奴の食事は惨憺たるものなのだ。

仕事から疲れて帰ってきて、煮炊きするのは面倒というのはわかる。

わたしもしないし。

ただ、そのチョイスがいけない。

冷凍パスタと冷凍唐揚げ

以上。

とか、

食パンにチーズとマヨネーズを乗せて焼く

以上。

とか。

 

野菜室を開ければ、ミニトマトやらきゅうりやら

さっと洗って齧りつくだけの野菜もあるのに、

それすらやろうとしないから、

ミニトマトやきゅうりを洗ってタッパーに入れ、

冷蔵庫の一番手前の目立つところに

 

夕食用。洗ってあります

 

などと書いた

付箋を貼り付け置いておくこともある。

 

そうしない限り、

仕送りをしてもらっている学生のような食事しか

思い浮かばないらしい。

食は炭水化物に直結しているという、

子どものような発想は

こんなに生きてきてもうただすことは無理でしょう。

干渉して衝突するより

せっせと夕飯の支度をする面倒のほうが

無難です。

 

 

 

絶品鶏と高菜の卵チャーハン。冷蔵庫には洗ったミニトマト。