獺祭は、家で見るとなかなかの迫力がある。
筆で書き殴ったようなお馴染みのエチケット(ラベル)のせいか、
ダッサイ、という音の響きのせいか。
つくづく凄みをきかせてなんぼ、というような酒である。
どうだ、と言われると
ごもっともでございます、と恐縮してしまうし、
率直に
え?(まずい)
というときは、感情を秘密裏に持ち帰り、
旨いと感じることができなかった自身を責めるしかない。
こちらはお土産でいただいたから、
もうそれだけで旨い(に決まっている)。
開けるのが楽しみです。
え?っと感じても、
それすらなんだか嬉しさに変わるのだから
お土産って不思議である。
ヘタウマのことを味があるともいう。
