空白の数日を埋めるための今。

どうぞご了承ください。

※現在は睦月末日

 

取締役が揃ったフジテレビの会見。

お風呂に入るとき、ちらっと観て

就寝のとき、ちらっと観て

夜中に起きて、ちらっと観て

みずぼらしい気持ちでベッドに入ったけれど、

ちっとも眠れない。

なんなんだろうなんなんだろう、

と考えて辿りついたのが

お受験であり、慶應であり、血筋であった。

守られて守られて生きてきた人らは、

一般常識は通用するが、どこかちんぷんかんぷんで、

言葉の端々に『ママ、僕を守っててね』という態度が見え隠れする。

あくまでもイメージとして聞いて欲しい。

例えば、フジテレビの遠藤氏が

敬愛する作家遠藤周作の息子だと知ってからの落胆は、

牛ハラミだよ、と言われて食べたら人間のハラミだった、

というくらいびっくりした。

あのような会見をひらけば、学歴なんて知りたくなくても伝わってきてしまう。

慶應フルコースの上、職歴も婚歴も順風満帆ケチのつけようがない。

ここに落とし穴がある。

 

こう見えてお受験ママだった。

ど田舎名古屋の『慶應幼稚舎』といわれている学校に

なんとか縁をいただき、発展途上にいるところである。

で。

遠藤龍之介氏を見ていると、

あのようなおかしな会見で、妙な受けごたえをしていたとしても、

やっぱりどこか『守られている』とおもうのだった。

それがたとえ陳皮だとしても、守られていればいいんじゃないかと、

母目線で感じてしまう。

遠藤家とは違い我が家には莫大な財産はないが、

お金と時間を注ぎ、人脈やある程度の履歴は差し渡すことができた。

その確認と歯痒さを知るような会見だった。

いいんだか悪いんだか。

 

遠藤周作はもういない。

生きていたら父は子になんと物申すだろう。

オレは間違っていた、とでも?

いやぁ。

今すぐ逃げろって、言うはずです。

 

 

翌日インフルエンザになった友人と(年末)