タイトルにもあるように、ここ数日のブログは空白。
書くことがないのではなく、あり過ぎて書けないのだった。
そのための時間もなかった。
大袈裟ではなく1秒が足りないのだ。
そんなの嘘だとお思いでしょう。
あるんです。
詩作は現在進行形でまだ手つかずで、
昨年のように365日毎日一作以上という目標は、
儚くもくずれっぱなしではあるが、
振り返りながら、せめて日々の記録だけは残しておこうとおもう。
原稿書き、と詩作で言えれば大層かっこいいところだが、
仕事の原稿や進行や紹介文や…そんな書きものであり、
生きる糧であり、汗や鼻水の匂いがしてきそうなしろものである。
歌でご飯を食べていないような歌人さまたちが
「原稿書きで忙しい」と言うのを聞くと
胸のあたりがきゅっとなる。
まだまだ若いな、と寒くなるような『きゅっ』である。
ここでの若いというのは年齢のことではない。
書き者(漕戸もり造語集より引用)としての
熟し方が甘いという意味である。
身近なところの歌人で『原稿』と言われて気持ち悪くならないのは、
島田修三と荻原裕幸だけである。
それはどこか汗や鼻水の気配がして、
激しく同意できる大人の原稿の気配がする。
いや、それ以外の歌人さまが「原稿の締め切りが」というのを
見苦しいと言っているのではない。
お花畑にも歌人がいてなんら問題はない。
なんなら愛しいではないか。
どうぞ可憐に咲いてください。
