七日に七草粥を食べる。

これを七草粥と呼んでいいのかわからないけど

豆乳と味噌と出汁で生米を柔らかく炊いたところで火を止め、

仕上げに七種を敷き詰めて蓋をして蒸す。

粥というより雑炊に近い。

旨ければなんでもいいのだ。

生米から粥を炊くのは味が染みて良いのだが

ふたりで2合の生米は多すぎた。

年々ふたりで食べる量が減っているので

いくつかおかずを用意するというよりも

一品で完結する煮込み料理が今後益々増えそうな予感。

家で食べるのも料理するのもつまらなくなるなぁ。

今のところ年を重ねて感じるのは逃げ出したいことばかりである。

 

豆腐、干し椎茸入。もはや七草ですらない

 

 

大声で他所の子が謂ふ御形かな     漕戸もり