公共交通機関で訪れるのはもしかしたらはじめてかもしれない四日市市。
四日市は仕事で鈴鹿に通っていたときも、
(当然ですがレースクィーンではなくアナウンスする側)
鳥羽や伊勢へ仕事や小旅行に行くときも、
通りすがりのいちげんさんという印象の街。
令和の子どもたちはどうかわからないけれど、
四日市市といえばコンビナートや公害だと、小学生の時に
これでもかと教え込まれたので(というか白黒の写真に恐怖心を煽られた)
今だにモノクロの街として心のなかに存在している。
今でもわが国にとって大切な工業都市であるのは間違いないとしても、
幼少期に震え上がった感情というのはこの先も消えないで持ち続けるだろう。
公害はダメ、という一点では大人の思惑どおり刷り込まれたから、
これはこれで成功ではあるけれども。
やたら餃子店が並ぶアーケード。
秋冬の少年を並べてみると傘の匂ひのはうが弟
漕戸もり 〜中日短歌会 三重特別歌会詠草より
靴の匂いだったら嫌だな、との評があり。
想像もしなかった!
それはそうです。
幸運。歌集句集購入の資金にいたします。
