某政党からハガキが届いた。
連日騒がしい「清き一票をお願いします」のお手紙版。
先日届いたこちらは、大手自動車会社勤務の知人(Z民党推し)
や宗教に勤しむ知人の名前(K明党推し)等から、
「ごめん送っていいかな」などと連絡があり
心の準備があったうえで届くハガキとは違い、
予期せぬ時期に予期せぬ知らんひとから突如として送りつけられた。
 
気持ち悪い。。。
 
私も選挙運動はよくよくお手伝い🎙️を頼まれるので、
諸事情はわかっている。
わかっていても、だ。
なんだかなぁ。
こちらの心情を推し量ることなく主張してくる強引さを前に、
たじろいてしまうのだった。
 
ハガキには
 
国民の声を知る〜
期待してください
の文字がおどる。
 
ほんとかよ。
 
実はこれは違法ではない。
公職選挙法で選挙人(投票できる人)名簿が自由に閲覧できることが定められている。
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候補者が行う政治活動・選挙運動に利用する場合について、
公職選挙法で選挙人名簿の閲覧が認められているため、
候補者等が記録した閲覧情報を元にハガキを作成している可能性が高い。
 
 
↑↑↑
ここで注意したいのが、認められているのは閲覧だけで
コピーなどは許可されていないうことだ。
要するに、候補者(はそんなこと自身ではやりません)や支援者が
膨大な数の個人情報を書き記し抜き出す、というひと手間がかかっているということ。
個人情報保護がこれだけで声高に叫ばれているのに、
その姿を想像してみて欲しい。
なんと恐ろしい光景だろう。
 
相手の立場になって考えればすぐわかりそうなものなのに、
スタート前からこれでは清き1票は渡せない。
なめるな、です。
 
住所氏名家族構成、一字一句間違いのないというのが不気味。
 
 
こっちのセリフ
 
 

点呼するこゑの硬さに導かれわたしのみづを傾けてゆく

漕戸もり