仕事のときは、わたしの「時間」を買って頂いているとおもうので、

結構大層な場所や食事処は網羅している方だけど、

いずれも「仕事」なので、旨いとか不味いとかそういう感覚はもちろん、

行ったことすら終わり次第忘れてゆくものだ。

おまけに何度も言っているように味音痴である。

高級クラブ(踊る方じゃない)に連れて行かれたとき、おじさまは召し上がらないので、

湿気ったポッキーや塾しすぎた柿(美人が剥くからいいんだ!と怒られた。え?そうなの?)を、

さらえる(名古屋弁:食べ尽くす)のはわたくし。

味音痴といいながら、どことなく疎外感を感じるのだった。

そう。

流れで、お姉さんのいるお店に連れて行かれたときの微妙加減。

わかりますか。

女を消してちいさくなっているか、

俺は男、みたいに、1ミリほどしかない筋肉を膨らませ

 

オレ、ドウシテイイカワカラナイ( ;  ; )

 

という方向にゆくかの2択である。

 

オレ…

というのは結構微妙で。

そのあと映画みたいな求愛をされたり、デートに誘われたり(備考:相手は女性)

 

綺麗なお姉さんは、実は「男」ですからね。

 

人生をどうやって締めようかな、とおもう今日この頃。

作品を書き溜める。

今はそういう人生の季節です。

 

 

浜木綿の担々麺。同伴出勤の前のお姉さんと。

気持ち、わかるよ。

 

 

 

透け透けのブックカバーを付けてからあなたを遠ざけてゐる九月

漕戸もり