某日。台風のこれまた狭間の日。
行くよね、イオン。
家人がどうしてもというので、わたしはいらないから自分の小遣いで買いなさいよ、と言うと、嬉々として並んでいる人の後ろへ向かっていった。
暫くするとわたしを呼ぶ声がする。
聞けば、PayPayは扱っていないから代わりに払って欲しいとのこと。
お〜い〜、財布くらい持ってこいよ、まったく。
それも4個だと?
どうせ食べるでしょ、だと?
してやられたという感じで買ったシュークリーム。
パイ生地とクッキー生地をそれぞれふたつずつ。
ここのシュークリームが名古屋に進出してきた頃は、差し入れや手土産の定番だったから、わたしには懐かしい味も、家人にとっては人生初のパパ活だったらしい。
この店の前を通るたびいつかきっと、と思っていたそうだ。
名古屋人でビアパパ初の中年男がいたという逸話が、この日の酒のつまみになったのは言うまでもない。
いただきました。
夕飯の後、2個ともね。
わたしはパイ生地派。
家人はもちろんクッキー生地派。
あなたが右ならわたしは左、という我々夫婦のいつものかたち。
それも意地を張ってというわけではなく、自然にいつもそうなるのだが、シュークリームでもやはりそうだった。
どうして一緒にいるんだろうか。
もう25年だそう。
隣合ふ道は時間を避けながらおなじいたみに蓋をしてゐつ
漕戸もり
高速道路、先月末からまた工事がはじまった。
一宮JC!
渋滞には余裕を持ちましょう。
