体操のお兄さんが、ふくらはぎを「第二のシンゾー」と言っていた。

このお兄さんは「笑顔で胸逸らし〜」などと無茶振りをしてくるから、どうも信用ならないところがあり、ふくらはぎの件も、どうせ口から出まかせで言っているんでしょうと取り合わなかった。

けれど。

先日就寝時、久しぶりに両ふくらはぎが攣って数日痛みが引かなかったことがあり、ふとお兄さんの「ふくらはぎ第二の心臓説」をおもいだした。

 

深更、Google先生に尋ねると…

 

ふくらはぎは体の一番下、心臓から遠い位置にあります。 体中に血液を巡らせるには、このふくらはぎから心臓へ、つまり下から上へと血液を送らなくてはなりません。 通常、ふくらはぎの筋肉がポンプとなって、血液を押し上げています。 こうしたことから、ふくらはぎは「第2の心臓」といわれることもあります。

 

…とのこと。

まんざら嘘でもなかった!

いやぁ、これ心臓なんっすか。

 

 

カバの子を飼ふ夢をみたベッドから斧かもしれぬ脚をおろして

漕戸もり

 

脚、ふくらはぎ。

まじまじ見ると斧のようでもあり、人魚の鱗のようでもあり、白く細く。

まだ春の残り火だった。

そんなに急いで夏にならなくたっていいよ。

 

今日は写真お休み。

恋人でもないひとのふくらはぎなんて、だれもみたくないでしょう。