終はりから始まるやうな新年のふゆとして立つきみの窓ぎは   漕戸もり
 
そもそも地震から始まった新年。
びっくりしたし、机の下に潜ったし、初春なのに終末からやり直すような幕開けだった。
神さまがいると感じるのは、しあわせなときだけがいい。
 
2024.3.28中日新聞夕刊

 
心の花の歌人田中さんに教えていただきました。
感謝。