数字に追われる日々が漸く落ち着いたので、今度は溜まっていた原稿(本業の)に手をつけはじめた。
このところのパソコン業務で、遂に首をやられてしまった。
整形外科行きだな。
どうせ治りはしないだろう。
わたしの友人知人である医師らが特別悪人なのかどうかしれないけれど、大体医師をそんなに信頼していない。彼らも人間だから、気心知れた仲間には愚痴も言うだろう。大丈夫聞きます。
でもなぁ。
 
あなたの痛みを(とりあえず)落ち着かせた後、クラブのママとの約束に急ぐ医師もいるということを、あなたはよく覚えておかないといけない。それでリフレッシュされて、いい治療をしてくれるなら火遊びも大歓迎だ。だけど、あなたが明日死んでも、医師はあなたが死んだという日常を過ごすだけだ、ということを知っておかないといけない。
臨終の時、自動的に涙が出るというツワモノもいる。
首が痛すぎて厳しいことを書いたけれど、愛しき友よ、散々遊んだら痛む人を慮れ。
いいな、わかったな。
ポルシェなんか車庫に隠しておけ。
 
首、痛い。
 
 
 
春って大っ嫌い

 

桃の日を過ぎても変はり映えしない階段を下り落ちてゆく春

漕戸 もり