カタチから入るタイプ

 
最後にひとつ残るパターン
 
こんなに美しくおとぎばなしのような菓子でさえ、今日は無理という日がある。
大江短編に、いい意味で侵食されてきたのかもしれない。
 
 
味のない林檎を齧る冬の夜ふくらむようによくぼうが死ぬ
漕戸 もり