回転寿司の〆は甘味。
この日は期間限定のパフェがあったので早速いただく。
おさつ&紫いもの満喫パフェ。
アイスクリーム、餡、共に紫芋のフレーバーがねっとりと濃い。添えてある大学芋と一緒に食べると秋そのものを食べているみたい。
さらに食べ進めると、さっぱりしたカステラときなこ風味のクリームが顔を出す。ここでまた違った和のテイストを味わえるのは、なんだか得した気分になる。
きなこをもってきたところが憎い。
芋と大豆のマリアージュなんて一見垢抜けない組み合わせなのに、仲睦ましくいい仕事をしてくれている。
キラキラした果実やとろけるチョコレートにぜんぜん負けていない。
秋をしみじみ感じる間もなく、いきなり冬のような11月半ば。
スシローのパフェで今年の秋は終わりました。
冬はつとめて、だとしても。
いきなり布団から出てはならない。
そおっとそおっと。
血圧が上がらないように。
生活はつくづく剥き出しの詩だとおもう。
大食いの気配を醸しだす写真。
素手といふ戦ひかたを持ちあはせふはりと握りかへして歩く
漕戸 もり
