高速バスの始発に乗る。
連休の始まりの影響か通路側の席しか空いていなかった。
途中に停車駅があるのでまだ窓側の席に空きもあるようだけど、通路から眺める風景も新鮮で悪くない。
右隣のおふたり。
見ず知らずの人同士が隣り合い、携帯電話の充電の差し込み口を尋ね合ううち会話が弾んだようで、只今絶賛自己紹介中。
大学院生と彼女と同年代のお子さまを持つ方らしい。
バスの通路側なので、聞き耳を立てなくとも話が入ってくる。
しかし、おふたりの馴染み具合がすごい。

運命の出会いのようなハイテンションっぷりに、あと2時間半果たして持続するのか心配になる。

今、
大学院生の女性から恋人の喫煙をどう思うか,と相談が持ちかけられた。
すると妙齢のもう一方の女性が、自身の息子のことをひきあいに出しNOのご意見を述べはじめた。
 
わたし、歳の離れた人が好きなんです。
相席酒場。お金のかからない出会い。バレない。
恋人。わたしの世代は男が奢る。ラインのID教えてと言われて。いきなり会うことは危険。
マツエク。韓国コスメ。
。。。

細切れの情報はX(旧Twitter)をライブで聴いているようで、既にわたしは退屈してしまった。

※これも甚だ自分勝手な話だけど。

電子書籍に入っている句集でも読もうか。

いやあ。
情報を防がなければ。

Amazonプライムを起動してホラー映画でも観るか。

 

 

お互いに足を濡らして吾亦紅    漕戸 もり

 

 

渋滞か。

予定より2時間早く出てきたので、よっぽど大丈夫だと思うけれど。

連休のスタート。

ありがたく連勤、始まります。