近所に焼肉店がいくつかある。
いつでも混んでいる店とそうでない店のうちのここは混んでないほうのお店。
問題は立地。
もったいないなぁ、とおもう。
駅近で人通りもあるのだけど奥まっているスペースのせいか、これまでに超絶人気の餃子店や行列のできるラーメン店などが⚪︎号店として満を持して出店したのだけど、すべて敗退という過去を持つ。
先日訪れたときは残念ながら貸し切り状態だったのに、メニュー表に<売り切れ御免>の文字が目立った。
それに、鉄板の交換が有料となっていた。
ブルータス、お前もか?
いやいや、待ってくださいよ。
ここの近江牛のホルモンと鶏軟骨はくそが付くほど絶品なのだ。
店名にホルモンと名乗っているからといって良店とは限らない。
店名にホルモンとつく混んでいる店のほうも、最初は良かったんだけど店員さんの質が落ちた。
オーナーさんが爽やかなひとだったので、知らんふりして堕ちるのを眺めているのではなく、是非このことをお伝えしたいのだけど、最近店頭に表れないからその手立てがない。
胡坐をかいていてはいけないということ。
たかが焼肉店と侮ってはいけない。
自己啓発の材料はどこにでも転がっているのだ。
焼肉の匂ひを洗ふ水ぎはに立てかけてある脚立の硬さ 漕戸 もり
