忙しい波とそいうでない波が交互にくる今年のお盆ウィーク。
今日はストッキングを履いて出かける仕事の日。
うへ~。暑い〜。
ストッキングをつま先に縮ませておき、足に沿ってよいしょよいしょと引きずり上げてゆく。
フォーマルな会はどうしてもハイヒールを選ぶことが多いが、素足にハイヒールを履くと靴擦れができてしまうので、選択の余地なくハイヒール=ストッキングとなる。靴擦れと汗まみれと、ふたつの<不快>を天秤にかけたとき、痛みのない不快が勝つということです。
でも不思議なのは、ストッキングを不快におもうのは履くときがピークで、それを過ぎれば気にならなくなる。ストッキングの品質向上ゆえなのか肉体の老化による鈍さによるのか、いずれにしても一方の秀逸さかもう一方の劣化が影響していることは間違いない。
なんか凹む。
 
いつもの回らない廻転寿司。
高速道路の渋滞や空港の混雑ぶりなど、人の大移動についてのニュースを聞きながら、こんなときは出かけずにのんびり過ごすのがいちばん、と考えている同志のようなひとたちで混みあっていた。
結局混む。
中途半端な時間に出かけたので座れたからいいものの、待つなら退散していた。
よかった。
なにしろ夏の魚は旨い。
あじあまだいかれいいわしかんぱちはも等々、ビールでぐびぐび流し込んでゆく。
脳にいきのいいタンパク質を送り込むけれど、だからといってがむしゃらに歌を詠むでもなく、豊富なタンパク質がただ単に血や肉となるのを酔っぱらって静観する贅沢。
なつやすみの正しい過ごしかたとはこうゆうことをいう。
宿題?
始業式前の一日を空白にしています。
 
 
   鰺二貫生姜の山の高いはう   漕戸 もり