11日から名古屋でもはじまった<よしもと祭りだぜぃ!2023>。
これを観なければ夏を越せない重要なマイイベントだ。
今年は全11公演。当然ながら予算とスケジュールが合えばぜんぶ観る。
と。

昔はそうだった。

けれど、予算とスケジュールに問題がなかったとしても、お笑い人気?のせいかここ数年チケットが異常に取りにくくなっていて、全公演走破するのは並大抵の努力では叶わないようになってしまった。
こういう場合、喜ばしいのか悲しむべきなのかどちらなんだろう。

全公演ともにインターネット先行販売の日時はおなじなので、たとえば販売日の午前10時からなら、その時間こちらにチケットが取れる態勢が整っていないとまずアウトである。

そのうえ、チケットサイトはいくつかありそれを行き来していたり、A公演の購入にてこずっていたりするとB公演の席は秒でなくなってゆく。みるみるうちに座席表の色が変わってゆくのをみるのは、鮮やかでうっかり見惚れてしまうほどなのだけど、画面の向こうにいる何百人の<敵>と闘っているゲームをしているのとおなじようなもの、しみじみしているわけにはいかない。

同行者がいれば手分けしてチケットを取るのもありかもしれないけど、わたしのようにだれにも気を遣わずじぶんの笑いのツボでウケたいという積極的ボッチ観劇の場合、1席では真ん中の前のほうの席は、よっぽどの幸運がないかぎり取れないようになっている。

※これは、先行予約の経験を積んでわかってきた真実。会場を見渡すと2~3人連れの方が大半なので、これがいちばん取りやすい枚数なのだろう。

だったら、よしもとのファンクラブに入れよ、とおっしゃるかもしれないが、よしもとがすきというよりも、純粋に漫才やコントがすきなので、グレープカンパニーでも、太田プロでもタイタンでも人力舎でも、こういうイベントがあればすべて行きたいから、いまのところその選択肢はない。

 

そんな厳しい戦いを勝ち抜いて手に入れた数公演。

わたしの夏の陣のスタートはこの日から。

グッズ販売をしている日としていない日があるけど、この日はしていない日。

買う気満々だったのに残念。

でもでも、内容は言わずもがな。

全国行脚の途中かもしれないので、詳細は省くけど今回の見どころをメモておく。

 

①からし蓮根伊織さんのピン芸人っぷり

②わたしにとっての初、華山の漫才。からしの杉本さんのことは心配だけど、縁あって華山を知れた収穫。

③レインボー池田さんの美しさ

④ヨネダ2000の才能

⑤令和ロマンの安定の勢い

⑥永見さんの身長

⑦紅ショウガ注目

⑧ももがM1 3回戦敗退信じられない

 

あ~

全コンビ文句のつけようがない!

癒されました。

わたしも頑張らねば。

ありがとう!

 

 

桜桃のふたつでひとつ種ふたつ  漕戸 もり

 

 

漫才コンビを俳句にするとこんなかんじ。

コンビなんだけど、ひとりひとりにちゃんと芯がある。

漫才最高。