慣れない地下鉄の駅を降りると、駅から外に出ずに入れるスポーツジム?の入口があった。
その入口に貼ってあった漢詩。
スポーツジムには似合わないような書と漢詩。
渋い。
でも、全くもっておっしゃる通りなのである。
陶淵明の雑詩の1から12まであるなかで、1に綴られた有名な言葉。
歳月不待人 のすこし前から読んでみるとそれしかない!優勝!の心地である。
得歡當作樂
斗酒聚比鄰
盛年不重來
一日難再晨
及時當勉勵
歳月不待人
嬉しいときは大いにたのしみ騒ぎましょう
お酒をたっぷり用意して近くのひとと飲みまくるの
盛んなときは二度と戻ってこないのよ
一日に二度目の朝はないのだし
たのしめるときは精一杯たのしみましょう
歳月はひとを待ってくれないのだから
(日本語訳 漕戸もり)
そうだそうだ、そういうことです。
びつしよりと濡れた土から五月晴 漕戸 もり
わたしなら、この壁をまず磨きます。
わたしなら、ですけど。
