仕事が早く終わる週末の昼どき。
のこのこゆけば満席のマルハチ。
偶然時間が合ったので、大学時代の友人と待ち合わせた。
何を言っても言われてもぜんぶ許せるから不思議。
人生最後の晩餐もお寿司がいいけれど、こういうときの寿司がいい。
ビールケースに腰を下ろすような寿司屋で(丸八は違いますが似たようなもの)
お互いの、当時の男や女のことを言うのもばかばかしくてたのしい。
ばかばかしい、というのがいい。
そういえば、近頃ばかばかしいことが多くて泣きたくなるけれど。
自分が正しいと言い過ぎるのはだめらしいから、静かに見る。
わたしは正しい、と言えるのは学生時代の友人の前だけにしておこうとおもうのだった。
アントニオ猪木忌平手打ち涼し 漕戸 もり
アントニオ猪木さんのことを悪く言う男に出会ったことがない。
ボーイフレンドはもちろんのこと、兄弟も父や祖父まで
女はそれほどでもなかったけれど男は号泣していた。
アントニオ猪木さんのことはいつか書きます。
感謝をこめて。
