お菓子のセンスが良すぎる東桜歌会。
新宿高野のフルーツチョコレートをみつけると上がる上矢印
いつもほんとうにありがとうございますキューン
7月の歌会の題詠は「種」。
いろいろな種を味わいました。
 
 スミレの種(かすかな水)を運んだら石の隙間に休んでいいよ
    やすたけまり(2022年7月東桜歌会題詠「種」より)
 
猛暑にサ行はなんて涼しく響くのだろう。
サ行の女王といえば松田聖子だ。聖子さんのサ行の発声は、もはや舌足らずというレベルではない。
夏に聴けば頬に一筋の爽やかな風を届けてくれるし、冬に聴けば温まった部屋の換気さえしてくれそうな清らかさだ。
このやすたけさんの歌を松田聖子読み(命名漕戸もり)していると、躰がふっと清められるような不思議な力を持つ。
実はわたしの知識不足で、スミレの種は糖質でコーティングされていることを知らず、種(または水)が石の隙間でひと息ついていると読み間違えてしまった。
種が甘いのならば、スミレの種=(イコール)かすかな水、と表現することで、歌に登場していない小さきものである蟻を浮かび上がらせたり、更に、休んでもいいよ、という声は小さきもの(或いは幼きもの)への愛情が感じられて、やさしい。
ひんやりとした触感をイメージする「石」の配置も良く、これがもし土だとしたら急に暑苦しい。
植物を詠んだら右に出る歌人はいないというやすたけさんの歌をきっかけに、これまでどれだけの植物をGoogleしたかしれやしない。もはや彼女の歌は、短歌版植物図鑑である花
今回も短歌を味わいつつ、スミレの種を学びましたラブ
 
かわいらしいプリント柄がちりばめられたシャツをお召しになっていたやすたけさん。
お席が遠くだったので、シャツの柄いきは当然お花だとおもっていたけれど、帰りのエレベーターでご一緒になり近づいて見ると、なんと、とってもかわいい🐧ペンギンでしたキューン
恋はするものではなく堕ちるもの、とはよく言うけれど、惚れました。
シャツに?やすたけさんに?
両方です飛び出すハート
可愛いものが大好きなのに自分で持ったり着たりするとぜんぜん似合わないのと、無口な理系男子が好きだけどつきあってみるとうまくいったことがないのと。。。失敗を重ねて泣重ねて泣重ねて泣とことん承知しているので、好きなものは遠くから眺めるだけのわたしでしたラブ