小沢健二ライヴ。
音楽を聴くというより、詩に惹かれて磁石のようにくっついてきたような音楽を、かんじる。
ついでのような音楽?まさか!
服部隆之指揮の楽団は圧巻。
いい加減に寄り添っているわけではない。かなり本気の音。
最近は小沢健二の歌が劣化しているとかなんとかsnsなどで叩かれていたのを見ていたけれど、
今回のステージでは90年代あの頃のままのオザケンだった。
元々ああゆう歌唱なんです
たいせつなのは「詩」ですから。
アンコールの後、「生活に戻ろう」と言って舞台袖へ戻っていった彼にならい、
戻ってきた。
戻ったら急激にことばを貪りつくしたくなった。
生活というのはそうおもわずにはいられない宇宙なのだ。
年を取ることが楽しいとも言ってた。
渋谷系王子が言うのだから間違いない。
さてと。
では大いに楽しもう
どのくらいすきと問はれて夜光虫
漕戸 もり

