日曜日の朝、病院から電話がかかってきた。
病院を登録してるので、発信先を見てドキッとした。
主治医からで、呼吸状態が悪くなってきたので
酸素を開始しました。
そして、もう週単位と思っておいて下さい。
10分だけだけど、面会も毎日でも来ても良いですと。
娘もOKと言われたので、べんてん娘とすぐ用意して面会に。
父は酸素マスクを口にしていて、眠っていた。
娘が「じいちゃん!」と声をかけると目を開けてくれた。
私も父にいろいろ声をかけたら、かすかにうなづいてくれる。
もう声を発する体力も無くなってしまったよう。
関東に住む兄にもビデオ通話した。
兄ちゃんやで!というとうんうんと父がうなづいた。
ちゃんとわかってるんやね。
兄が父に、幼い頃キャッチボールしたね、とか
家族で旅行に行って楽しかったとか。
話しながら兄も泣いていた。
まだ父の意識があるうちに兄とも娘とも話せて良かった。
だんだん衰弱していく父を見るのは辛い。
いつかは別れが来るのは仕方ないけど、
親を看取るって本当に辛くて、悲しい。
でも最期までしっかり見守らなければ!