しおじのし -12ページ目

   しおじのし

  ー裏路地の one dropー

余計なお世話なニュース
みんな知らない間に
僕らの欲しがるニュース
そんなこと言ってない。
安い物価の社会
地下の美味しい情報
派手なセレブの女王
何も知らない 誰もいらない
僕らの欲しがるニュース
欲しがる星が分からないニュース


あの人は可哀想な人だと
あなたは言うかもしれないけど
僕は誰より ありがとうを使っているよ。
自分ひとりで生きていないことだって
君よりよく知っているよ。
支え合うことは 大きな迷惑より
小さな親切のかたまりだってことも。
こんな僕でも 惜しみなく使っているよ。


携帯電話の鳴る音さえ
腹立たしい朝だってある。
平穏な生活を掻き乱す
陰口のように。
あなたは
誰にも頼らず生きて
誰からも言われず生きる
美徳と信じて。
誠実と信じて。
そんなあなたを
陰で笑う『私』がいるのに。